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たまもかる 万葉集歌解き譚 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2020/10/06 |
JAN | 9784094068290 |
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たまもかる
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万葉集歌解き譚 シリーズ2 日本橋「伊勢屋」は、油問屋に薬種問屋を兼ねる大店である。伊勢屋には、しづ子という17歳の娘がいる。 しづ子は和歌を好み、国学者として知られる賀茂真淵の弟子でもあった。 伊勢屋の奉公人・助松は、伊勢屋で手代として働く父・大五郎が、かつて陰謀によって富...
万葉集歌解き譚 シリーズ2 日本橋「伊勢屋」は、油問屋に薬種問屋を兼ねる大店である。伊勢屋には、しづ子という17歳の娘がいる。 しづ子は和歌を好み、国学者として知られる賀茂真淵の弟子でもあった。 伊勢屋の奉公人・助松は、伊勢屋で手代として働く父・大五郎が、かつて陰謀によって富山藩を脱藩した侍であるとついこの間知った。 真淵の家に盗人が入り、万葉集の写本二冊が盗まれた。 将軍家重の弟・田安宗武に万葉集を講じた後、間違えて持ち帰った、他人の写本だった。 今回も、助松、しづ子と、陰陽師の葛木多陽人が、万葉集にまつわる謎を解き明かす。
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今回は田沼意次が出てくる。 薬種問屋に務める親子は実は富山藩の脱藩もの。 子供は最近まで知らなかった。 田安家と将軍のお側係、田沼と同じ将軍の後見をする大岡が毒殺の危険を晒される事件が絡んでくる。
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万葉集という、私にとって興味なくはないけど、とても遠いところにあった物を、身近に感じさせてくれる、貴重なシリーズ。 江戸の人々が、万葉集を読み解き、それにまつわる事件を解決してゆく。語り手が素直で健気で賢い子供なので、ほっこりするところもあり、基本的に周囲の人々も優しいので、世...
万葉集という、私にとって興味なくはないけど、とても遠いところにあった物を、身近に感じさせてくれる、貴重なシリーズ。 江戸の人々が、万葉集を読み解き、それにまつわる事件を解決してゆく。語り手が素直で健気で賢い子供なので、ほっこりするところもあり、基本的に周囲の人々も優しいので、世知辛い気持ちにならず、癒しがある。 この「たまもかる」は第二弾で、様々な雰囲気の歌が登場する。この登場人物たちのように、一首一首を覚えたりはできないけれど、古の暮らしに思いを馳せる、江戸の人々の暮らしにも思いを馳せる、という、二段階のタイムトリップを味わえる。
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