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Lilith
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川野芽生(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 書肆侃侃房
発売年月日 2020/09/26
JAN 9784863854192

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商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2024/10/21

ものすごく自然に世界に連れて行かれつつも挑戦的な目で見られている気になる作品もあれば、『ひとがひと恋はむ奇習』(転身譜)『無性愛者のひとはらやつぱりつめたい、とあなたもいつか言ふな』(植物園)という首に見てとれる現状への違和感やセクシャリティに基づく孤独を感じる作品もあり素敵… ...

ものすごく自然に世界に連れて行かれつつも挑戦的な目で見られている気になる作品もあれば、『ひとがひと恋はむ奇習』(転身譜)『無性愛者のひとはらやつぱりつめたい、とあなたもいつか言ふな』(植物園)という首に見てとれる現状への違和感やセクシャリティに基づく孤独を感じる作品もあり素敵… もうやったことあるのかもだけどこの本で読書会あったらいいな…読者や作者さんがどう感じてるか知りたい…あと『やはやはと』(凌霄花)とかって音が好き

Posted by ブクログ

2024/09/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読。 ◎特に好きなもの。 ・夜の庭に茉莉花、とほき海に泡 ひとはひとりで溺れゆくもの ・こころとは異土のこと 尾を喪ひし人魚を夜の森に放てよ ◎不眠についての歌が多い。 夜眠れないのは苦痛だし自罰的な感情になりがちだが、こうして美しく歌われると、眠ることの不得手な自分をすこしだけゆるせるような気がする。 ・眠りとは夜ごと織りなす繭にして解るるをよもすがら繕ふ ・夜のもつうすき瞼は下ろされてこよひわれらはその外に立つ ◎アセクシュアルであることを詠んだ連作「植物園」が良い。 自分もアセクシュアルを自認しているため共感する。 この連作ではアセクシュアルであることを理由に離れていく他者も歌われている。現実に、もちろんそういうこともある。けれど私自身は、同じくアセクシュアルである友人と過ごしこの歌集を読むことで、自分は孤独ではないと感じている。 私が私であることによって、去ってゆく人もいるが、やって来る人もいる。 ・友人のすべてを置いて乗るためのバスが古城をまはつて来たり 「すべて」は置いていかなくてもいいんじゃないか…とか、そのバスにはどんな人たちが乗っている(乗ってくる)のだろうか…とか、そんなことを考える。

Posted by ブクログ

2024/02/12

短歌は場面を切り取るものだという思い込みがあり、現実を描くものだという思い込みがあり、幻想的で物語性を感じる作品群に圧倒された。

Posted by ブクログ