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旅ごころはリュートに乗って 歌がみちびく中世巡礼
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2020/09/28 |
JAN | 9784582838459 |
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旅ごころはリュートに乗って
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
私が留学時代に感じていたことと全く同じことを文章にしていて、一気にお気に入りの先生になった星野博美さん。 好きなことを好き、というのは意外と難しいのだが、星野さんはそれを簡単(そうに)やってのけるのも非常に心地よい。 ただ、本書はテーマが少しマニアック過ぎて、ちょっとついてい...
私が留学時代に感じていたことと全く同じことを文章にしていて、一気にお気に入りの先生になった星野博美さん。 好きなことを好き、というのは意外と難しいのだが、星野さんはそれを簡単(そうに)やってのけるのも非常に心地よい。 ただ、本書はテーマが少しマニアック過ぎて、ちょっとついていくのが難しかった。 次は『コンニャク屋漂流記』かな。
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星野さんの著作はハズレがない。今作、途中の章はYouTube再生可能な環境で実際にCantigaを聴きながら(ありがたいことに細密画も再生される!)読み進めた。聴くと洋画のBGMで聴いたことがあるような?と感じるものが多いことに気が付く。キリスト教徒の方たちにはある程度親しまれて...
星野さんの著作はハズレがない。今作、途中の章はYouTube再生可能な環境で実際にCantigaを聴きながら(ありがたいことに細密画も再生される!)読み進めた。聴くと洋画のBGMで聴いたことがあるような?と感じるものが多いことに気が付く。キリスト教徒の方たちにはある程度親しまれているものなのだろうか、と思いを馳せる。そこから禁教下の日本の信徒の心情まで、後半は辛くもグッとくる。 楽器からここまで広がる(掘っていける)のが素晴らしい。「みんな彗星を見ていた」とセットで読み返したい一冊。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
(借.新宿区立図書館) 星野博美さんも少年使節からキリシタン殉教そしてリュートと進み、さらにスペインを中心とする中世ヨーロッパにまで至ってしまった。「モンセラートの朱い本」とか「聖母マリアのカンティガ」など興味を持つ人は日本にどのくらいいるのだろう?(私は面白かったが) なんかさらにアラブのウードに進みそうな感じもしないではないけど。 ただ、最後の2章のキリシタン殉教比較の部分は異質。宗教研究の本ならともかく一般向けの本としては読むに堪えないような殉教の姿が。個人的には狂信的宗教の怖さを感じさせるだけなのだが。こういう殉教はキリスト教だけではないだろうし、日本やローマだけではないから。 なお、全体には関係ないが「ウスクダラ」について別ブログで考えたことを書いた。興味ある方はどうぞ。 http://blog.livedoor.jp/haute_contre/archives/52002754.html
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