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ヒトごろし 文庫版(下) 新潮文庫
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ヒトごろし 文庫版(下) 新潮文庫

京極夏彦(著者)

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ヒトごろし 文庫版(下) 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2020/09/29
JAN 9784101353555

ヒトごろし 文庫版(下)

¥495

商品レビュー

4.1

26件のお客様レビュー

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2025/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もう夢中で追いかけた。 他で人気があるであろう沖田&斎藤の扱いが酷くてお笑い担当枠かと思った。沖田が不憫すぎる。 ヒトでなしの荻野(やっぱりか!)と書楼弔堂のゲスト安房守(同じ人だよね?)に会えて心躍る。 各章名乗って終わるのもかっこいいし最期が痺れるよこのヒトごろしめ。 無言で…恫喝って熱すぎる。 新選組好きにそっとオススメしたい。山崎は推せる。

Posted by ブクログ

2025/05/04

 人を殺したい。人を斬りたい。本作は、それ以外には何もなく、ただその一心で幕末を駆け回った土方歳三の生涯を描いたノワール色強めの時代巨編です。大義でも忠義でもなく、任務だから仕方なくでもなく、事実に対して理屈を付けない『殺人』を遂行していく姿が、美化(言い訳)されていく『殺人』へ...

 人を殺したい。人を斬りたい。本作は、それ以外には何もなく、ただその一心で幕末を駆け回った土方歳三の生涯を描いたノワール色強めの時代巨編です。大義でも忠義でもなく、任務だから仕方なくでもなく、事実に対して理屈を付けない『殺人』を遂行していく姿が、美化(言い訳)されていく『殺人』へのアンチテーゼになっているところが、とても魅力的でした。個人的にとても好きだったのが、「人外」対「人」、土方と武田が語り合うシーンで、武田がおのれの恐怖心を吐露していくのですが、そこにある種の「人」としての誠実さを感じて、とても好きでした。恋愛小説としての美しさを孕んだラストも魅力的でした。  かなりの大長編なので尻込みするひともいるかもしれませんが、気付けば引き込まれていて、一気に読めるタイプの作品なので、ぜひおすすめです。日本の歴史上の偉人の中でもトップクラスの認知度を持つ人物を主人公に、大胆な設定を付与して、強烈なインパクトを残す作品でした。

Posted by ブクログ

2025/03/26

 土方歳三を主人公に据えた歴史小説だが、歴史の中の人物を強いて英雄視しない筆致に好感が持てた。寧ろ人外と愚物ばかりかのように描かれる。  飽く迄も土方歳三は只の人殺しとして描かれ、土方の視点を通して描かれる人物は概ね莫迦ばかりである。この辺りは京極夏彦と云う作家の味が遺憾無く発...

 土方歳三を主人公に据えた歴史小説だが、歴史の中の人物を強いて英雄視しない筆致に好感が持てた。寧ろ人外と愚物ばかりかのように描かれる。  飽く迄も土方歳三は只の人殺しとして描かれ、土方の視点を通して描かれる人物は概ね莫迦ばかりである。この辺りは京極夏彦と云う作家の味が遺憾無く発揮されていると思う。  作家性(?)に限って話を為るならば、矢張り京極夏彦一流の死生観が最も能く表れた作品ではなかろうか。未読の作品に『ヒトでなし』と云うのがあるが、どうも何やら本作と関わりがありそうなので併せて読みたい。  他作品との関係と言えば『今昔百鬼拾遺ー鬼』であろうか。大分前に読んだ作品なので内容を失念しかけているのだが、慥か彼れには土方歳三の愛刀が出てきたのでは無かっただろうか?とすると本作も一応彼方のシリーズと世界観を共有するものとして読む事も可能か。この辺の記憶は曖昧なので若しかすると全然的外れな推察かも知れないが。

Posted by ブクログ

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