ノラネコぐんだん ケーキをたべる コドモエのえほん

工藤ノリコ(著者)

• 販売会社／発売会社: 白泉社
• 発売年月日: 2020/11/06
• JAN: 9784592762799

商品レビュー

2024/08/28

ノラネコ軍団がワンワンちゃんのお店でやらかす→怒られる→お店を手伝う→シレッと帰ろうとしてもう一仕事という流れは同じなのですが、今回はノラネコ軍団のやらかし具合がイマイチ…いや、やらかしてはいるんですけれどね。
そもそも最初から蟻がショーケースに入り込んでケーキ食べてらかしてたやん、みたいな(笑)

蟻の巣の中に蝶の羽やカマキリ等のパーツがあったのが、蟻に捕まったらそうなるぞという暗示なのか、少し恐怖を与えるなと思いました。

2024/05/19

購入本。
岡田斗司夫さんこYouTubeで知り、そこから借りてみたら面白くケーキを食べるを購入。
ケーキが美味しそうで子ども達と「何たべたい？」とと会話しながら読んだ。

2024/05/06

ノラネコぐんだんシリーズ8作目。
わんわんちゃんのケーキ屋さんを覗いていたノラネコぐんだんは、踏んだアリに体を小さくされてしまい…。
いつもは台詞がなく描かれているだけのマーミーちゃんが活躍する。

【ママ評価】★★★★★
ノラネコぐんだんといえば、勝手にお店に忍び込んで食べ物を作るのが定番だと思っていたけど、今回はちょっと違っていた。
全体の流れは同じで安定の面白さだけど、パターンは変えて読者を飽きさせないようにしているのを感じる。
おなじみの「ドッカーン」も出てくるけど、いつもと違うパターンで面白い。
そして、構図も考えられている感じがする。
細かいページやインパクトのあるページを織り交ぜて描いている上、体が小さくなった目線で描いているページが今作ならではで面白い。
特にお花の根っこが土の下で伸びているのが見える構図が個人的に好き。
1ページ1ページに新しさや読み応えがあるように工夫して描く作者の姿が見えるようで好感度が高い。
絵のリアル感もちょうど良くて、アリの巣の中にあるキノコや虫がリアルに描かれているけど、リアルすぎず気持ち悪くない程度でちょうど良い。
ひとつ気になった点としては、水彩が綺麗だけどツヤを描きすぎて白い部分が多いのがちょっと気になった。
いろいろな種類のケーキが出てくるのが可愛いし、フルーツがたくさん出てくるのもカラフルで子どもの興味をひきやすそう。
ノラネコぐんだんシリーズの中でもオススメな一冊。

【息子評価】★★★★★
ノラネコぐんだんシリーズの中でもかなり好きな一冊。
最初読んだ時も読み終わるなり「もっかい！」とアンコールし、何度も繰り返し読んだ。
フルーツが大好きなので、作中にフルーツがたくさん出てくるのもたまらないみたい。
ひとつひとつ指差しながらフルーツの名前を言っていくのが本当に楽しそう。
オレンジはどうしても「みかん！」になっていたけれど。
最初の頃はストーリーもよくわかっていなかった息子だけど、読んでいく内にわかってきた感じはする。
アリの大きさやクスッと笑える部分もわかっていなかったけれど、最近は少し理解してしてきたような。
シリーズ全てで、表紙をめくって出てくる食べ物や道具をひとつずつ息子と言っていくのがお決まり。
「いちご、ばなな、さくらんぼ…」と順番に言って、最後にノラネコぐんだんを「にゃー！」と言うのが本当に嬉しそう。
2歳3ヶ月