DRAGON QUEST ダイの大冒険(新装彩録版)(2) 愛蔵版

稲田浩司(著者), 堀井雄二(監修), 三条陸(原作)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2020/10/02
• JAN: 9784087925616

商品レビュー

2024/08/26

新装彩録版2巻。ロモス編全収録。マァムとの出会い。クロコダインとの戦い。小さな勇者ダイ。

ロモス編の目玉といえば、やはりまぞっほでしょう。
いや、マァムに絡んだアバンとの思い出とか、敵対するブラス爺ちゃんとか、マホカトールとか、見せ場はたくさんあるのだけど、ここのまぞっほがいなければポップの活躍はなかったのだから。そして、終盤のまぞっほの活躍にもつながってゆきますしね、ここの場面は。
「勇者とは勇気ある者ッ‼︎」
「そして真の勇気とは打算なきものッ‼︎」
「相手の強さによって出したりひっこめたりするのは本当の勇気じゃなぁい‼︎!」

今後の展開を知っている身としては、感慨深いよねこの台詞。ポップに対して「勇気」を教示するのがまた、ね。

魔物としてダイに敵対するブラス爺ちゃん。メダパニとメラミ使いの鬼面道士というと、やはりジパングの洞窟を思い出しますね。ヤマタノオロチ倒しに行くのにできるだけ省エネで行きたいのに、道中のエンカがきついのよ。溶岩魔人とか。『獄炎の魔王』の魔王ハドラー時代のブラス爺ちゃんなら、もっと強かったのだろうなぁ、と思います。

新装彩録版は表紙がつながる構成なので、2巻の手のひらは獣王痛恨撃の手のひらです。ブクログ本棚では昇順だと逆になるのかな。降順だとつながって見える？
マァムの固定装備の魔弾銃。魔弾銃って、実はチートアイテムだよね。攻撃魔法よりも、回復魔法の方で威力を発揮するよね。確か、手で触れてないと「ダイ大」の世界では効果なかったと思うのだけど。それを遠距離有効にしてしまうのだから強いですよ。その有効さが一番発揮されるのは、バーンとの戦いのシルバーフェザーです。