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TVアニメ「文豪とアルケミスト 審判ノ歯車」ノベライズ(下)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2020/09/18 |
JAN | 9784093865814 |
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TVアニメ「文豪とアルケミスト 審判ノ歯車」ノベライズ(下)
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商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み終わった。 アニメと同じ話でも、少し会話や心情が付け加えられていてこの時はこう思ってたのかって改めて理解できる。 後半につれて不穏な雰囲気になっていくし、アクタガワ先生が浸蝕者になった時はみんな消えていく事がわかっていて、でも、やっぱりしんどい。 守るために消す側と守りたいから消さない側で真向から主張が違っていたとしても、どちらも芥川先生をそして彼の文学の作品を守りたい気持ちは同じというのがどちらの主張も否定はできない私の中の理由。 太宰がアクタガワ先生に首を締められる時何で抵抗しなかったのか、今回読んで解決した。アクタガワ先生の守ろうとしていた者を死なせてしまったから彼には自分を殺す権利があると、最後まで対等な姿勢でいようとした事に驚いたけど嬉しかった。太宰は最後までアクタガワ先生を見捨てはしなかったんだってそう思えたシーンだった。 そして友を死なせないためにと動いたアクタガワ先生の気持ちをきちんと受け止めた芥川先生がいるって事が何よりも良かったって思う。誰からも否定されてしまえばその思いは救われなかったと思う。 最後のみんなでわいわいしてる所も戦いが終わっていつもの日常に戻そうとしてるシーンって何気に大事なんだよなって思う。 太宰が芥川先生を呼びに行ってすぐに寝ようとした理由にかっぱわにネタを少し入れてくれて嬉しかった。 表紙に描かれているアクタガワ先生はきっと太宰の作品を読んでいてくれてると私は思う。 約束を果たしてくれたんだと。 小説はキャラクターのカラーイラストがあったのも嬉しかったし、実際に書いた作品の一部を抜粋して載せてあるのも世界観に引き込む要素で良かった。 また、文豪とアルケミストが小説で出版してくれたらいいなって思いました。
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