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面白いって何なんすか!?問題 センスは「考え方」より「選び方」で身につく

井村光明(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2020/09/16
JAN 9784478110539

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商品レビュー

3.4

10件のお客様レビュー

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2024/03/15

面白いか面白くない以前に、「良くわからない」と言う状態があったりする。一般的に「企画は引き算」といわれる。その企画の面白さをよりわかりやすくするために余計な部分を削っていくことでクオリティを上げていく。しかし、筆者は要素を足していってわからないものにしてしまった経験がある。「面白...

面白いか面白くない以前に、「良くわからない」と言う状態があったりする。一般的に「企画は引き算」といわれる。その企画の面白さをよりわかりやすくするために余計な部分を削っていくことでクオリティを上げていく。しかし、筆者は要素を足していってわからないものにしてしまった経験がある。「面白い」の対義語は「良くわからない」と筆者は考えた。 企画を考える時に行き違いはよくあること、日所会話ですら誤解があっても会話は成立する。人はそれぞれ無意識に自分に都合よく解釈して成立させるものだからである。単語1つにしてもそれぞれの持つイメージは違う。企画もそうで良きせぬ時に笑ったメンバーがいて、よくよく聞いてみれば内容を誤解していたりする。その逆で、メンバー全員が内容を熟知しているからこその内輪ウケもある。当然外部にはわからない、人に見せる以上内容が伝わらないのは100%こちらが悪い。 まず企画を見てもらいその後意図を話す。実際の打ち合わせでは逆が多いが、そうすると、当然誤解されやすく、わかりにくい点が見つけにくくなる。クライアントにはわかりやすさを演出することが大事だが、打ち合わせでは弱点を見つけることが大切。なるべくわかりにくい状態で見てもらった方が良い。 「面白い」とは「似ていない」こと、オリジナリティという曖昧なものを現実の世界で使えるようにする方法として「似ているもの」を排除するという方法がある。 「面白い」とは「似ていない」と言っても、最初から「似ていない」 を作ろうという方向性で作ると変なものができる可能性がある。あくまで「面白い」を作ったあと、どれを選ぼうか選択肢から選択するフェーズで「似ていない」を選ぶべき。まず前提として、面白いが必要条件。 アイデアをひねり出そうとしているときほどあせって、定型の手法を使ってしまいがち。手法を使いたいがために内容が伝わらなくなる、手法に引っ張られる形になることがある。 コピーや文章を書く時には、まずどんなに長くなっても良いから伝えたいことやその気分を正確に全部書き出してみて、そこから短くしていくのが良い。 単語で判断すると、アイデアが他の人と違うか判断しやすい。何度も使われている単語はモブワード、そうじゃない単語を書きたいテーマと並べて良いから感触で判断。そこからイメージが広がるか考える。理想は、その単語とテーマが並ぶだけで新しく見えて、なんとなく言いたい事がわかる。 コピーを書く時に、無意識に格言めいたことを書こうとして抽象的にする。しかし、格言も井の中の蛙、すべての道はローマに通ず、などのように具体的な言葉を使っている。自分のアイデンティティやエピソードに結びついた具体的な言葉に面白いアイデアの種があったりする。 誰でも経験を積めば、確実に、失敗しそうなことは分かるようになる。クリエイティブとは自分らしく考えるものだとするならば、それは外からコツを持ってくるのではなく、自分の経験を大事にすることから始まるのではないのだろうか。 受験と同じように、ケアレスミスをなくすときのように、面白くないところ、似ているところを削ぎ落とす。 この本を読んだ感想として、本書は「面白い」について論じてきたが、概念の対義語を特定し、それを改善するやりかたは、他のクリエイティブな作業を行う時にも使えると思った。たとえば「カワイイ」を作りたいときも、カワイイの対義語を特定し、それらにならないように削っていくことで「カワイイ」を浮かび上がらせる。このような地道な作業の積み重ねで抽象的なアイデアを作るというクリエイティブな作業ができるのだろう。才能があるものならば、このような地道な作業はしなくてもよいのだろう、しかし、天才ではないものはこのように経験と知識蓄積して、地道にアイデアを作りだいしていくしかない。この積み重ねの蓄積が無意識の取捨選択の精度を上げ、クリエイティビィティを高めるのだと思った。

Posted by ブクログ

2023/11/03

メモ ・文章は単語 ・面白いは似ていないこと ・考え方より、選び方 ・まとめると散らすは、同じくらい大事

Posted by ブクログ

2023/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

Instagramで誰かの投稿に載っていて気になった『面白いって何なんすか!?問題』(井村光明)。 クリエイティブな仕事に就いていてそのヒントを求めていたわけではなく、タイトルに惹かれ手に取ったのですが…… 読んでて非常に面白かった!!! 特に以下4点がビビッと来ました。 【❶ 誰にでもできる現実的で確実に面白くなる方法は、省く基準を持つことではないか。 ❷ 考えるというより偶然見つけるしかない。 ❸ 自分探しよりも、俺は偶然を探して生きていこう。 ❹ 生徒さんを見ていると「うまく説明できないんですけど、なんか好きなんですよね」と選ぶ人の方が、その後良いコピーを書くことが多いです。】 優柔不断で「あれやった方がいいのかなぁ、どうなのかなぁ……」とか考える事が多いのですが、 悩むくらいならやっちまいナ!楽しそうだからキニナルンダロ!ってハナシよね。 どこで何が引っかかるかわかんないんだから。 実はいろんな本読んでて、今回ビビッと来た文のいくつかにはすでに会っているのですが、 何でか忘れてしまう。 そしてまた出会ってビビッと来て、 「ヤッテヤルゾ!」とパワーをもらう。 それ自体悪い事じゃない。 ただ…… 気になった本の文を書き残すだけの事を熱心にやってきたところがあり… 得た言葉を自分で使えなければ意味がないという事をついつい忘れがちになってしまい…… 「誰それがこんな事言ってたコレクター」になってしまっているのは私の悪い癖です。 一度見直してみようかな。 今回の「生きるヒント集」ももちろん面白かったのですが…… リリーフランキーさけるグミ屋台オヤジシリーズは笑いました。 食べたくなってきた…

Posted by ブクログ

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