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コンビニは通える引きこもりたち 新潮新書874
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コンビニは通える引きこもりたち 新潮新書874

久世芽亜里(著者)

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コンビニは通える引きこもりたち 新潮新書874

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2020/09/17
JAN 9784106108747

コンビニは通える引きこもりたち

¥330

商品レビュー

4

12件のお客様レビュー

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2023/11/09

ちょっとびっくり。 でも書かれていることにはすごく共感した。 さて、我が家の引きこもりをどうするか・・・

Posted by ブクログ

2022/12/11

現代の引きこもりの実態を、支援団体の方が具体例を添えて紹介し、その対策や取り組みを書かれています。信じて待とうとか本人の理想の人生を支えるような理想論でなく、状況を改善する具体的な行動にコミットする内容で、とても参考になりました。親族が情緒的に対応するのでなく、プロに頼って淡々と...

現代の引きこもりの実態を、支援団体の方が具体例を添えて紹介し、その対策や取り組みを書かれています。信じて待とうとか本人の理想の人生を支えるような理想論でなく、状況を改善する具体的な行動にコミットする内容で、とても参考になりました。親族が情緒的に対応するのでなく、プロに頼って淡々と問題解決に取り組む姿勢が、本人のためにも最適だと感じました。

Posted by ブクログ

2022/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「8050問題」どころか「9060問題」になることが確実な日本の引きこもり問題 さらには統計として表には出てこない「家事手伝い」という多くの女性たち 現代日本が人類史上世界最悪のかって歴史上で記録になかった異常な精神状態のままで、そのまま亡くなってしまう当事者たちも存在し続けてきてしまっている状況におちいってしまった。 ですが、このままで良いわけなんかは絶対にありませんし、当事者たちがたとえ異常な精神状態のままであってでも、少しでも人間らしい働き方をしていった方が良いに決まっていますので、社会の引きこもり支援をされている方たちはとても大切です。 まえがきで、引きこもり支援で実績のある著者は、「多様性」にこそキーワードがあると述べられています。 様々な状況の引きこもりとその親、そして支援状況の多様な実情。 本書の最後で、役立ち感や、自己肯定感を得られることができる、生き方の多様性・多様化にこそ引きこもり問題の解決がある。と書かれています。 第1章 引きこもりをめぐるウソホント ひきこもりたちのほとんどは外出している 実際の引きこもりで多い人達は、外出はできて、買い物のときは店員と必要最低限の話はして、近所の人と道端で合えばあいさつ程度はするが、親しく会う友人がいない人。 不登校、人間関係等で、結局動けなくなり、引きこもりが始まった人。政府の統計には含まれえてはいないが、実際はとても深刻な多数の「家事手伝い」という女性たちの引きこもり。 情報も得られず、自己理解も進んでいない等の理由で、結局動けなくなり、引きこもりが始まった人。 様々な引きこもりの姿があるが、長年支援をしている著者たちからにしても、“今はまだ決定的な解決策はない。” 第2章 インターネットを使用できない親子も存在 どこに相談すればいいのか 最初から「本人がきてくれないと」と言われてしまうところもある。 昔と違って相談先の選択肢が多すぎて選べないので、間違える親と子供。 第3章 「一歩踏み込む」支援スタイルがなぜ有効なのか 寮費は月額22万円で、平均滞在期間は1年半、就労率95%のサポステの紹介。 そもそも引きこもりの最大の問題は長期化でなく「固定化」になってしまい、引きこもりのまま時間が過ぎることが問題。 第4章 親も変わらなければならない まずは行動すること。そしてうまくいかなくても軽やかに切り替えていくことが、支援に、問題の解決につながっていく。 第5章 引きこもり支援のこれまでとこれから 「8050問題」は、ほぼ間違いなく[6090問題]や、親が亡くなり孤立する当事者、という方向に向かうはず。中高年引きこもりの問題のピークはおそらく5~10年後であり、今はまだ序章。 1980年代から一貫して引きこもりの数は増え続けてている。 問題は引きこもりの継続性、引きこもりから抜け出せない人の数。引きこもりから抜け出した人の過半数が期間3年以内、それを過ぎると長期化していく傾向がある。これでは、総数は増える一方なのが当たり前。 以上のことから、8050問題のような今引きこもり業界が抱える課題は、引きこもった人への対処が間違っていたから起きていると捉えるのが妥当。そのため「これが一般的な対処法」と思われているものを、もう一度考察する必要がある。 支援である「居場所事業」は、あくまでも「とりあえずの居場所」であり、巣立っていく力を養うことを職員たちで行うことはなかなか大変でむずかしい。 オンライン時代でも、やはり人間がいて、その人とやり取りしなくてはならないので、人間関係から解放されるわけではない。 なんとか仕事を継続して収入は得られても、実質は孤立したままの状況になる可能性が大いにある。 これではその人自身の「人としての魅力」などが成長、向上しないため、かえって引きこもりの人たちにとってマイナスに働く可能性が高い。 ”結局これまでリアルな人間関係をつちかってきた人には勝てない。”人の中でやっていける力が結局必要。 生き方の多様化は引きこもり問題の解決方法と考える。 現代社会の完全な落ちこぼれで、人間として、日本人としての可能性、尊厳、人間性、自尊心をたくさん失ってきてしまった数多くの引きこもりたちとその親たち。 根本的に問題は「人間関係」にありますので、引きこもりの人達の「自尊心」を傷つけないように、少しでも社会生活をしていけるようになれるために、そのためには、確かにひきこもりたちが少しでも自尊心を持てる生き方をしていける、役立ち感や、自己肯定感を得られる、様々な生き方の多様性・多様化した働き方、社会生活をしていくこと以外には可能性はないのかもしれません。

Posted by ブクログ

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