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神の子 花川戸町自身番日記 祥伝社文庫
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神の子 花川戸町自身番日記 祥伝社文庫

辻堂魁(著者)

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神の子 花川戸町自身番日記 祥伝社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2020/09/11
JAN 9784396346676

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2020/09/30

読む本を決める動機はさまざま。これは家人のおすすめ。本文もさることながら、解説がいいと言う。 初、辻堂魁だが、なるほど人気TVドラマ『風の市兵衛』作者、その「人情物」もなかなかのよさです。 回し役は自身番に書き役で勤めている戯作作家の卵「可一」、江戸時代の花川戸町の人間模...

読む本を決める動機はさまざま。これは家人のおすすめ。本文もさることながら、解説がいいと言う。 初、辻堂魁だが、なるほど人気TVドラマ『風の市兵衛』作者、その「人情物」もなかなかのよさです。 回し役は自身番に書き役で勤めている戯作作家の卵「可一」、江戸時代の花川戸町の人間模様オムニバスです。 帯の惹句「人の本心は誰にも分らない。だから思い遣る・・・。」が胸にささるのですが、解説の 「・・・いや、人は誰しも、他人にはわからない思いを抱えている。明るい人も穏やかな人も、大人も子どもも、身分のある人も庶民も、武士も町民も、悪人ですら、何かしらの思いを抱えて今日を生きている。そして互いに、わからないまでもその気持ちを推し量ったりわかろうと努力したり、あるいはわからないなりに自分でできることをしたりして・・・」(文芸評論家 大矢博子) を読むと、もっともっと、じ~んとしてしまう昨今、やはりこの解説あってこそですね。

Posted by ブクログ

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