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各哲学の概要と現代の問題とを繋げて解説してあるのが大変ありがたかった。「活動」における言論は、人格的アイデンティティーを表出するものとして、アーレントは評価していたが、現代はSNSでヘイトスピーチや誹謗中傷が起こるなど、肉体的アイデンティティーを離れた空間を作っても、アーレントの...
各哲学の概要と現代の問題とを繋げて解説してあるのが大変ありがたかった。「活動」における言論は、人格的アイデンティティーを表出するものとして、アーレントは評価していたが、現代はSNSでヘイトスピーチや誹謗中傷が起こるなど、肉体的アイデンティティーを離れた空間を作っても、アーレントの考えていたような理想的な社会になっていないと指摘している例など、考えさせられる。 ハイデガーの山番の話、用立て理論が、ドゥルーズ・ガタリのアレンジメント=配置、案配、構成、機械状アレンジメントと近いこと、それは現代のテクノロジーが、人間社会関係そのものを編成する力をもっているということにもかかわっていることと同じなのだということも感じられた。AIの課題などが多く出ている現代の問題を考える上で、こういう考え方で捉えていく必要があるなと感じた。 政治を行うものの資質として必要なことや、国家がどのように生まれるのかなどについても、哲学の名著を通して語られることで、考えの幅が広がった。
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最近よく萱野さんの著作を読んでいる。 歯に衣を着せぬ語り口に惹かれている。 この本では何冊かの哲学書を読みながら、様々な「〇〇とは何か」を考えて行くという構成。 なるほど…と思う部分。何で?と思う部分。まだまだ自分では思考についていけない部分。色々とあったけれど読み通してみまし...
最近よく萱野さんの著作を読んでいる。 歯に衣を着せぬ語り口に惹かれている。 この本では何冊かの哲学書を読みながら、様々な「〇〇とは何か」を考えて行くという構成。 なるほど…と思う部分。何で?と思う部分。まだまだ自分では思考についていけない部分。色々とあったけれど読み通してみました。 引用から説明に入る部分で飛躍を感じる所が少し多めだったのが残念。答えが先にあって、それを説明する為に無理して引っ張って来てる感があるので致し方ないのかな。一寸強引な書き方な感じを受けました。 もう少し萱野さんの著作を読み続ける予定。強引過ぎる分引いて⭐️3個。
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哲学の一通りのテーマが学べて面白かった。 特に連載物のため、1つ1つの著書に対して数ページ程度であるのが読みやすく、入門書にはピッタリ。 哲学書では難解な言葉で書かれてイメージしにくい部分を噛み砕いて解説してくれてるので理解しやすくてとても良かったです。
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