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呪剣の姫のオーバーキル とっくにライフは零なのに ガガガ文庫
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呪剣の姫のオーバーキル とっくにライフは零なのに ガガガ文庫

川岸殴魚(著者), so品(イラスト)

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呪剣の姫のオーバーキル とっくにライフは零なのに ガガガ文庫

定価 ¥726

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2020/09/18
JAN 9784094518696

呪剣の姫のオーバーキル

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2021/02/25

普通に正統派的に面白かった。 まず第一にめちゃくちゃ言いたいことは、ゾンビドラゴン相手の最終武器がアレってところに超こだわりを感じた。 いいよねー!!!!わかってるぅ!!テンションめちゃくちゃあがった。 帯などてえげつない煽り文が繰り出され、その通りにわりとどちゃどちゃぐちゃぐ...

普通に正統派的に面白かった。 まず第一にめちゃくちゃ言いたいことは、ゾンビドラゴン相手の最終武器がアレってところに超こだわりを感じた。 いいよねー!!!!わかってるぅ!!テンションめちゃくちゃあがった。 帯などてえげつない煽り文が繰り出され、その通りにわりとどちゃどちゃぐちゃぐいゃ魔物を殺害するくせに正統派ボーイミツガールの空気が漂っているのですごいなんつうか爽やか(!)でかわいらしい。人間相手にはバトルしないのも多分爽やかさに一役買ってるとおもう。 これからの展開でどうなるかわからないけれども、一巻時点ではあくまで人間を脅かす魔物という存在がいてそれに抗ったりうまくやったりして暮らしている人間という図なのでドロドロさはない。生きるために頑張ってるんや……という感じ。 この物語では「エンチャント」(武器に属性付与や特別な状態付与するみたいな機能)が魔物との戦いに重要な役割をもたらしているのだけれど、エンチャントの理屈が個性的で良くできていると思った。マイクラとかだとカンカンカーンで終わるしRPGゲームなんかでは属性武器が武器屋で売ってたりするけど実際あったらそらそうだよなってなった。どこまでも泥臭い頑張りの話。青臭い主人公を引っ張ったりしてくれる系ヒロインだけれども、ヒロインもただ一方的に強いだけではなく、そりゃ武器がなければ戦うことはできない。その武器をどうにかするのは主人公の役割で……と役割がちゃんと分担されているところがよかった。 それと、オーバーキルのタイトルにふさわしくわりと敵の死体砕いて煮るだの内臓取り出すだのぐちゃぐちゃ滅多刺ししたりとえげつねえオーバーキルしてるんだけど全部にちゃんと理由があって登場人物が安易なサイコ野郎とかになってないのが良かった。 みんな目的があって死体解体したりオーバーキルしたりしてるのでちゃんと地に足がついてて理由あって滅多刺しとかにするのであんまり不快感がないグロテスクさ。 だから始終厳しい世のモンスターと人間の戦いを書いてるわりに爽やかだなあって感じするんだろうなーって感じ。 モンハンで倒したモンスターから素材剥ぎ取ったりするのと同じっすからね。ひつようならばしかたなし。 あとキャラクターの辺境伯、マッドで明るく元気なじいさんで好き。 あと、なにより、メインヒロインがとてもかわいい。サブヒロインのエルフもかわいいがメインヒロインいいねーー!って感じ。 褐色系でそれほど口数が多くない職人みたいなヒロインなんだが、ツンデレというわけではなくとても素直で嫌みがなくて、ちゃんと地に足がついている感じ。 あとやっぱりぐちゃぐちゃなんだけどコミカルで、ちゃんとボーイミツガールなので読後が爽やかで面白かった。またボーイミツガールしててほしい……。 二巻出るらしいので買おう。

Posted by ブクログ

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