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図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 翔泳社 |
発売年月日 | 2020/09/07 |
JAN | 9784798165127 |
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図解でわかるM&A入門
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商品レビュー
3.5
13件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第1章 時代変遷とM&A p.27 欧米の金融機関や事業会社は財務状況が悪化し、株価も大きく下落しました。一方業績が向上しつつあった日系企業は、そういった欧米企業をリーマンショックを期に買収をしていきました。 第2章 M&Aにおける登場人物 p.34 売却の動機は大きく、投資回収、リストラクチャーの要請、選択と集中に分けられる。 p.42 M&Aプロセスをアドバイスしてくれるアドバイザリー。大手証券会社や投資銀行は多くの場合はアドバイザリーを保有する。強みとしては顧客網の多さから売り手や買い手の情報を多く持っている。また金融機関であるためファイナンスも得意。デロイトのようなそのほか会計会社系のアドバイザリーなどもある。それ以外は、専門系のFAとしてブティック系があり、ヘルステックなど特定の業界に強い。 p.51 FAにおいて重要なのはFAにトラックレコードがあるかどうか 第4章 M&Aが失敗する理由 p.93 買収置けるFAの役割は、いうまでもなく買収を成功するためのあらゆる助言を行うこと。しかし、サクセスフィーをもらいたいが故に適切なアドバイスを必ずしも行なわらない可能性がある。 第5章 M&A 勝利方程式 p.140 PMIを成功させる上で非常に重要なのはM&Aの企画段階からクロージングまで関わっていた人材を経営陣の1人として派遣させること。 第6章 ファンドという存在 ・p.162 企業価値は将来のフリーキャッシュフローを現在価値に引き直したもので求められます。企業価値を増加させるためには、営業利益を増加させることが最も効果的である。 →やや言い切りすぎかも。企業価値を上げる方法はこれだけではない。 参考:. フリーキャッシュフローと企業価値の関係 DCF法(ディスカウント・キャッシュフロー法): 企業価値を評価する際、DCF法がよく用いられます。この手法では、将来のフリーキャッシュフローを予測し、それを割引率で現在価値に換算して企業価値を算出します。割引率としては、加重平均資本コスト(WACC)が使用されます。 成長と収益性: FCFが高い企業は、収益性が高く、将来の成長が期待されるため、一般的に企業価値も高く評価されます。逆に、FCFが低い、もしくはマイナスの企業は、成長余地が少ないと見なされ、企業価値が低くなる可能性があります。
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経営戦略から降ろしたM&Aがされるべきではあるが、実務のプロセスのなかで、M&A自体が目的化されてしまうという難しさに触れている。 ショートリストが、究極的には売却意向に基づく整序であるのに対し、著者はシナジー効果に基づくウィッシュリストを提案している。 ...
経営戦略から降ろしたM&Aがされるべきではあるが、実務のプロセスのなかで、M&A自体が目的化されてしまうという難しさに触れている。 ショートリストが、究極的には売却意向に基づく整序であるのに対し、著者はシナジー効果に基づくウィッシュリストを提案している。 経営戦略に関連して、DDの段階からPMIのことを考えておけという話も。
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M&A業界について最低限必要な情報ぐらいは教養として把握しておきたいなと思い手に取った本。結論として、最高の入門書でした。KPMG FASのパートナーの著者の方が実務の経験も踏まえた問題意識をもとに基礎から書いてくれているので、アカデミックな内容というよりもビジネスの世界...
M&A業界について最低限必要な情報ぐらいは教養として把握しておきたいなと思い手に取った本。結論として、最高の入門書でした。KPMG FASのパートナーの著者の方が実務の経験も踏まえた問題意識をもとに基礎から書いてくれているので、アカデミックな内容というよりもビジネスの世界で落とし込んでいく上で参考になると思います。 冒頭の日本のM&A失敗の歴史を振り返った上で(3割しか満足していないという事実)、そのためにDDやPMIの強化といった改善策の提案がされている。特に共感したのが日本における経営人材の枯渇。伝統的企業において社長はサラリーマンの最終ゴール地点という色合いが強かったが、その認識自体に違和感。これまでステークホルダーが、多岐にわたる現代においてそのすべての利益の最大化を実現できるような経営人材になるには、明らかにサラリーマンをしているだけでは不十分。より経営者を育てていく社会文化が醸成されていくと良いなと思いました。 後はわかるようでわからない、MBO、PEなどの用語もしっかりと書かれていて勉強になった。あもはウィッシュリストも面白かったな。出物や目先のクローズへの誘惑に負けることなく、真に必要な吸収合併を目指すことはなかなか難しいと思う。 人口が4千万人減少し、6割が後継者不足に悩む日本において、M&Aがより一般化した選択肢になることを願っています。
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