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指差す標識の事例(上) 創元推理文庫
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指差す標識の事例(上) 創元推理文庫

イーアン・ペアーズ(著者), 池央耿(訳者), 東江一紀(訳者), 宮脇孝雄(訳者), 日暮雅通(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2020/08/31
JAN 9784488267063

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商品レビュー

3.2

13件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 歴史ミステリー
  • 医学と毒殺
  • イングランド1663年
  • 複数視点の真相
  • 重厚感ある物語
  • 謎解きと人間関係
  • 怨恨が動機の犯罪
  • 文化と政治の絡み合い
  • 読後のモヤモヤ感
  • 思索を促すストーリー

歴史的背景を持つミステリー作品が描くのは、1663年のイングランドにおける毒殺事件です。物語は、医学を学ぶイタリア人コーラの視点から始まり、事件の真相が明らかになる中で、複数の登場人物がそれぞれの視点を提供します。特に第1部では、隠された事実が次第に浮かび上がり、読者を惹きつける要素が満載です。登場人物の個性や当時の政治事情が絡み合い、特に第2部では物語の展開が複雑になり、時には読み進めるのが難しい場面もありますが、全体としては重厚感が漂う一作です。歴史ミステリー好きにはたまらない内容であり、最後まで読んだ後のモヤモヤ感も、作品の深みを感じさせます。次の展開に期待が高まる中、作者の作品を再び手に取る楽しみが残ります。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2023/03/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まだ上巻なので作品のできについての判断はできないけれど、あまりにも衒学過ぎてとっつきにくいにもほどがあると最初はうんざりした。 何しろ17世紀のイギリスの話で、第一章の語り手はイギリスに着いたばかりのヴェネツィアの若者。 多分本人による手記よりも会話は困難を極めただろうし、それに伴う勘違いのようなボタンの掛け違いもあっただろうし、文化の違いによるバイアスもかかっただろう。 何よりも、宗教の違いは大きい。 語り手は敬虔なカトリック教徒であり、英国は英国国教会を国教としている国。 日本人から見ると同じ神を信じているはずなのに、神に対する姿勢は全く違う。 ”プロテスタントがよく聖書の引用をして競い合うのはどう考えても馬鹿ばかしいことだったし、場合によっては神への冒瀆に当たるのではないか、とさえ思っている。” これと同じことをモンテーニュも『エセー』の中で書いていましたね。 さて、多少世間知らずなところがあるとはいえ、医学生として病人を見ると治療せずにはいられない好青年のマルコ・ダ・コーラの手記が第一章に当たる。 実家は裕福ではあるものの、信頼していた人にイギリスでの財産を横領され、それを取り返すべく野蛮な国イギリスにやってきたわけだけど、どこで誰に訴えていいのかもわからないし、手持ちの金も不如意の状態。 それでも、イギリス人の文化程度の低さも不衛生も我慢し、極力プライドを抑えてオックスフォードの学生としての人脈を広げようと努力を怠らない。 たとえ空回りをしようとも。 ふとしたことで一人の老女の治療をすることになるが、どう見ても手の施しようがない。 看病している娘のサラは顔はきれいでも性格は粗暴で、これ以上関わりたくないという思いと、輸血という新しい治療法を試してみたい気持ちとの間で揺れたコーラは、結局治療をすることで否応なく事件に巻き込まれていく。 オックスフォードの教師グローヴが、自宅の室内で誰かに毒殺された。 どういうわけか最初からサラが犯人であるといううわさが流れ、証拠も提出される。 サラは罪を認め絞首刑となり、一度は持ち直したサラの母も結局は命を喪ってしまう。 コーラはサラを火葬してやり、その母親の埋葬費も払ってイギリスを去り国へ帰ることにした。 そして二章に入ると、今度はコーラと何度か交流のあったジャック・プレストコットの手記となる。 なるほど、この本に4人の訳者がいるというのは、そういうことか。(全体が四章ある) プレストコットは第一章では、オックスフォード大学の法学徒であり恩人を殺害しようとした罪で死刑を待つ囚人だった。 しかし、プレストコットはまず、コーラの手記には嘘があることを記す。 また、恣意的に記載されていないことのあることを指摘する。 自身の生い立ちを延々と書き連ね、それはそれで興味深いが、いったい私は何を読まされているのだ?と思った頃、プレストコットとサラの繫がりも明らかになる。 21世紀では考えられない関係性というしかない二人の因縁は、第一章でコーラが書いたようにサラの刑死という形で幕を下ろすのだけど、それで本当にいいのか?プレストコットよ。 グローヴの死の瞬間を立ち会ったプレストコットは、それについてあまり衝撃を受けていないようにも見え、少々メンタルが普通じゃないのかもしれないと思ったり。 この二人の手記は、それぞれに自分は善人であると思い、正しい行いをし、神に対して恥じることがないように書いていあるが、書かれている内容は必ずしも同じではない。 信用できる語り手なんて存在はない、というのがこのタイトル『指差す標識の事例』ってことなんだろうか。

Posted by ブクログ

2023/01/12

4章からなるうちの2章までが上巻。1章は医学の描写がキツくて読みにくく、2章は語り手のキャラクターが独りよがりで受け付けない。3章と4章が気になるところだけど、いつかまたゆっくりと読み直すことにして、上巻で終了。 表紙のデザインは素晴らしい。

Posted by ブクログ

2022/10/20

がんばったけど序盤から胸糞わるすぎて下巻を読む気にはならないし娯楽小説はがんばってまで読むものではないなと思った

Posted by ブクログ

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