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死神の棋譜
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2020/08/27 |
JAN | 9784103912040 |
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商品レビュー
3.6
39件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
少しだけ将棋を理解できるようになったので、せっかくだから将棋に関する小説を読んでみよう!と手に取った…ものの、なかなか読み進めることができず、ようやく読了。 半分くらいまで読むのがすごく大変だった。 将棋で負けること=死、という将棋哲学のようなものや、真の将棋を追い求めたいと願うことについては、私自身にその感覚はないものの、少しでも将棋に触れた人には理解できる感覚ではないだろうか。 死神の鎌を首にかけられながら対局するというのは、こわすぎる…全ての対局がそれだと皆発狂しちゃうだろうけど、三段リーグ最終日とか、降級昇級がかかった対局はそんな感じなのかもね。 真の将棋を追い求める者がいるかたわら、どんな手を使ってでも勝利することを求める者もいる。現実の勝負の世界においては、どちらの姿勢も同じくらい「正しいこと」からは外れてしまっていると私には見えました。 (以下ネタバレです!) 元奨励会員の北沢は、将棋などのライターとして生計を立てていた。ある日将棋会館で、数人が「不詰め」の詰将棋を囲んで話をしていた。その詰将棋とは、「龍神棋」なる真の将棋を追い求める将棋宗教が発行したものであり、相当昔のものであった。 その詰将棋を持ってきたという夏尾奨励会員が、その日を境に行方知れずとなってしまう。 天谷という元奨励会員である先輩ライターは、その宗教と龍神棋について、天谷の弟弟子だった十河という男が、過去にその将棋宗教にのめり込み行方知れずになってしまったことや、それをきっかけにしてその宗教について調べたことがあると、北沢に話す。 夏尾の失踪と将棋宗教に興味を抱いた北沢は、夏尾の妹弟子にあたる、玖村女流棋士とともに捜査をはじめる。そして北海道にある「龍の口」と呼ばれるその宗教の神殿で、夏尾の死体を発見したのだった。夏尾の死因は二酸化炭素中毒であり、警察は事故死と判断した。 しかし北沢は、素人探偵として独自捜査を進める。それは実際のことを知りたいという思いに加えて、玖村女流への恋愛感情からであった。その過程で、十河が過去に北海道で起きた麻薬製造事件にかかわっていたことが判明する。 北沢は、天谷もこの麻薬事件にかかわっていたのでないか、そしてそのことの口封じとして天谷が夏尾を殺したのではないかという仮説に辿り着く。天谷がボリビアに滞在していると知り、その疑惑を一層強めた矢先、天谷から1通のEメールが届く。 そのメールには、天谷が十河から過去に大量のヘロインを預かり、その報酬口止め料として多額の金銭を受け取ったこと、そのことを「天野」と名乗る男(天野とは、十河の仮名であると天谷は予想した)から聞いて知っていた夏尾から金を融通するよう脅され、夏尾が竜の口で死んだかもしれないところを放置してきたことが告白されていた。そして、天谷自身がその薬物のことで危険な筋に狙われていることも示唆されていた。 天谷の告白メールを玖村女流にも読ませた日、北沢は玖村女流からもう会えないと別れを告げられた。 その後しばらくして、北沢のもとに、天谷がボリビアで死亡したとの訃報が届く。 北沢は、数年前に死んでいた十河が、天野と名乗り夏尾に話をすることは不可能であることを糸口に、なぜ夏尾がヘロインのことを知り得たのか、一人で独自捜査を続けた。 ヘロインのことを知り得る立場にあったのは誰か(十河が麻薬事件後にどこにいたのかが、その鍵だった)。 そして、夏尾が師匠に告げていた悩み、兄弟子からのメールから判明した事件の真相は、思いもよらないことだった。 北沢は、奇しくも、十河と同じ道を辿ることになったのだ。二人とも、その道に至った一つの大きなきっかけ(ターニングポイント)は「女性」だったわけだ(十河は映画を一緒に見ただけの中華料理屋の娘、北沢は女流棋士)。 真相に近付いた人間はことごとく命を落とし、北沢は龍神棋の死神に取り憑かれて心神喪失状態か。 将棋の真髄ともいうべきすごいスケールの大きな話に思えていたものの、実際には、1人の女性の掌の上というのが、なんとも…。 でもミステリとしては、私はおもしろかったです!前提が一気に覆される、みたいなのが好きなので。ただ、虚しい。真理を求める人と、勝ちを求める人、勝つのはどっちか?と問われれば、言わずもがな。
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将棋を題材にしたミステリ。幻想的すぎて良く分からない。将棋に詳しくないという以前に、この世界観に入れなかった。実際のタイトル戦の話なんかは面白かったけど、それ以外は流し読みだった。
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とにかく読みにくかったが頑張った。 終わりはあっという間だった。 まぁ、予想に近かったかな。 ちょっと尻切れ感。
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