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天使・雲雀 角川文庫
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天使・雲雀 角川文庫

佐藤亜紀(著者)

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天使・雲雀 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/08/25
JAN 9784041092682

天使・雲雀

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商品レビュー

4

8件のお客様レビュー

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2024/08/30

読み応えがあるライトノベル。読み応えがあるとライトじゃないのかな?忍者もしくは異能力系マンガのヨーロッパ版って感じでエンタメ度が高く、面白かった。 歴史モノにしたため、史実の制約が生じてしまい、ツッコミどころを残したのはちょっと残念。中途半端なら、史実を持ち出すより、完全ファン...

読み応えがあるライトノベル。読み応えがあるとライトじゃないのかな?忍者もしくは異能力系マンガのヨーロッパ版って感じでエンタメ度が高く、面白かった。 歴史モノにしたため、史実の制約が生じてしまい、ツッコミどころを残したのはちょっと残念。中途半端なら、史実を持ち出すより、完全ファンタジーにしてしまった方がもっと面白かったと思う。 わざと文章を削り、概念用語を多用することで、短くまとめている。略したとこを表現するのが作家の仕事じゃないのか?とは思うものの、そのおかげで子どもっぽさを感じないのかもしれない。総合的に満足度は高かった。

Posted by ブクログ

2023/06/29

特殊な〈感覚〉の表現が凄すぎる…。分かりやすい名付けはないのに、〈感覚〉のイメージが掴めるという不思議さ。その奇妙な手ざわりが面白くて、〈感覚〉が駆使される場面だけ、繰り返し読んでしまった。 物語は、第一次世界大戦前の不穏な政治情勢のなか、〈感覚〉を武器に間諜として動くジェルジュ...

特殊な〈感覚〉の表現が凄すぎる…。分かりやすい名付けはないのに、〈感覚〉のイメージが掴めるという不思議さ。その奇妙な手ざわりが面白くて、〈感覚〉が駆使される場面だけ、繰り返し読んでしまった。 物語は、第一次世界大戦前の不穏な政治情勢のなか、〈感覚〉を武器に間諜として動くジェルジュの、同じく〈感覚〉を具えた者たちとの攻防、いくつかの情事、そして明らかになる波乱の生い立ちと、揺さぶられ、ぐいぐいと引っ張られる強い引力があった。 佐藤亜紀さんって、ほんとすごいな。

Posted by ブクログ

2021/05/22

舞台は第一次世界大戦前後のヨーロッパ。 サイキック集団が跋扈する魑魅魍魎の中を泳ぐように生き、したたかに漂流するゲオルクエスケルス。 登場人物が全員オーストリア人とかロシア人とかだから名前が覚えにくい事おびただしい。 人物相関図付けてあげようとは誰も思わなかったのか。 何回もコイ...

舞台は第一次世界大戦前後のヨーロッパ。 サイキック集団が跋扈する魑魅魍魎の中を泳ぐように生き、したたかに漂流するゲオルクエスケルス。 登場人物が全員オーストリア人とかロシア人とかだから名前が覚えにくい事おびただしい。 人物相関図付けてあげようとは誰も思わなかったのか。 何回もコイツ、誰だっけ?と読み返した。 でも読み返すことで面白さは倍増する。 ギゼラが最後の最後に出てきた時は快哉を叫んだ。 初登場から一体何年経ってる設定なの? そしてちゃんと結ばれるのね。 ハッピーエンドなんだ。其れにも吃驚。 読み応えあります。 読んだら疲れます。でも心地よい疲れです。 500頁以上有りますがオススメです。

Posted by ブクログ

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