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「働く喜び」の喪失 ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読み直す いま読む!名著
定価 ¥2,420
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 現代書館 |
発売年月日 | 2020/07/16 |
JAN | 9784768410202 |
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「働く喜び」の喪失
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「働く喜びの喪失」を読んだ。 天職という概念をプロテスタンティズムに求めたマックスウェーバーの倫理を再読したテキスト。 天職は神が人に与えた役割であり人間は神の道具であるから始まり現代では個々人の内面にそのカケラがあるから自分と対話して見つけようにその概念も変わっている。何かの記...
「働く喜びの喪失」を読んだ。 天職という概念をプロテスタンティズムに求めたマックスウェーバーの倫理を再読したテキスト。 天職は神が人に与えた役割であり人間は神の道具であるから始まり現代では個々人の内面にそのカケラがあるから自分と対話して見つけようにその概念も変わっている。何かの記事で「自分らしく生きよう」というのはヒッピームーブメントが生み出したパラダイムシフトでこの呪縛が現代を束縛していて「自分らしく生きてない=俺はだめなヤツ」になってるんではないかという指摘があったがこれ結構鋭いと思う。自分らしく生きる=自分らしい仕事につく、にすり替わってしまっている。 マックスウェーバー自身は天職進行についても批評的なスタンスで見ていたらしい。 よく「レンガ職人がいて大聖堂を作るために働いてるんだ!」ということでビジョンに合致した働き方を賞賛する逸話があって自分も割と好きでよく使ってたんだが、冷静に考えると、クソ面白くもない仕事だけど割り切って金もらって家に帰って好きな趣味で楽しくするぞーも一つの生き方だよなと。自分の親がぶっちゃけそれやったなと。仕事と自分の関係性を見直す面白いアプローチの本でした。
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