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全体主義の克服 集英社新書1032
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2020/08/17 |
| JAN | 9784087211320 |

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全体主義の克服
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商品レビュー
4
20件のお客様レビュー
相変わらずマルクス・ガブリエルは聡明だが,中島隆博も見劣りしない。この人知らなかったけど,色々おもしろい取組をしている。そして,ガブリエルが中国思想を研究していたことに驚く。本当に世界哲学が生成する過程にあるのかもしれないと思わされる。4分の1くらいはハイデガーの悪口なんだけどw...
相変わらずマルクス・ガブリエルは聡明だが,中島隆博も見劣りしない。この人知らなかったけど,色々おもしろい取組をしている。そして,ガブリエルが中国思想を研究していたことに驚く。本当に世界哲学が生成する過程にあるのかもしれないと思わされる。4分の1くらいはハイデガーの悪口なんだけどw ハイデガーがナチだったとしてその思想の価値は減殺されるのか。その点を踏まえてテキストを解釈する分には利用価値は残る気もするのだが,思想自体がプロパガンダだったということなので,なかなか難しいのかもしれない。そもそもまともに読んだことないけど。。。
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「デジタルプロレタリアート」という言葉をガブリエルは本書で使った。私はこの切り口が全体主義における人間の本能的な行動を考える上で、重要だと思う。 先ずデジタルプロレタリアートだが、ガブリエルは、SNSのプラットフォーマーと利用者との間の支配関係を指摘し、利用者をプロレタリアート...
「デジタルプロレタリアート」という言葉をガブリエルは本書で使った。私はこの切り口が全体主義における人間の本能的な行動を考える上で、重要だと思う。 先ずデジタルプロレタリアートだが、ガブリエルは、SNSのプラットフォーマーと利用者との間の支配関係を指摘し、利用者をプロレタリアート、つまり労働者階級と呼ぶ。お金を貰わずに、ブクログにレビューし続ける行為もそれに当たるのだろう。自分自身の事なので考えやすい。なぜ、それを良しとするのか。 それ自体がお金とは異なる自分の利益になるからというのが最初の答えだが、それなら公開せずに書き溜めれば良い。SNSには操作性の良さがあるとしても、ならば非公開で良いはずだ。つまり自覚的かはさておき、他者との関係性を期待しているのだろう。SNSに仮想的な社会帰属を見い出し、しかし、その仮想社会はプラットフォームの崩壊と共に翌日にも消えかねないという「突然の死」や「支配者の気まぐれ」からは目を背けている。目を背ける行為は合理的無関心とも言えるし、ハーバーマスのいう「順応の気構え」にも近い。エーリヒフロムによる権威への従属の概念でもあり、これこそ、全体主義を許容する土壌ではあるまいか。 東アジアにはデジタル化よりもはるか昔から、ソーシャル・スコアを使ってきた長い歴史があるとガブリエルは指摘する。最近の中国の信用スコアは多少の嫌悪感を我々に齎すが、驚くものではなく、日本社会は大学選択から偏差値スコアによる垂直的な階級社会を基礎としていて、それと大きく変わりはない。 全体主義とは全体の利益や目的のために、個人の犠牲を許すイデオロギーだ。ファシズムや共産主義が相当する。支配されている事を忘れ、機械的に行動させられている状態は、民主主義下にあっても全体主義的部分をもつ。その危険性がSNSなどのデジタル社会により高まっていく。我々は規模感こそ違えど、自ら「支配する機構と隷属する自分たち」の構造をそこかしこに構えて、まるで秘密基地みたいに閉じ籠るのだ。当然。それが、我々が帰属する上位属性の基本的性質だからだ。そしてそれを分人、ヤドカリみたいに使い分ける。会社には民主主義などないではないか。選挙で社長は選ばれない。重要なのは、そこから移動できる自由だ。 上記は本書の一部を発展させた私的な考察で例によってプラットフォームに捧げる落書きみたいなものだが、本書はこれに限らず、現代の重要な課題が議論されるもので、とても面白い。
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戦前の日本、ドイツが失敗した全体主義化の危険性を、現在ネットが起こしうる危機について述べている。 中盤から後半は、欧州思想が二者択一論に陥る、それはキリスト教の枠組みを超えられていないこと、中国思想はそこにとらわれずなので、新たな可能性があるとすることなどが語られている。 最...
戦前の日本、ドイツが失敗した全体主義化の危険性を、現在ネットが起こしうる危機について述べている。 中盤から後半は、欧州思想が二者択一論に陥る、それはキリスト教の枠組みを超えられていないこと、中国思想はそこにとらわれずなので、新たな可能性があるとすることなどが語られている。 最後に人の資本主義、倫理を大企業はきちんと価値にする、そのため弁護士だけでなく優良な哲学者をコンプライアンス部門に雇うべきなど興味深い示唆もあった。 理解にはまだ及ばないが、興味深い本だった。
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