エコハウス超入門 84の法則ですぐ分かる

松尾和也(著者)

• 販売会社／発売会社: 新建新聞社
• 発売年月日: 2020/08/06
• JAN: 9784865271010

商品レビュー

2024/10/17

省エネルギーで光熱費が掛からず、快適で健康に暮らせる「エコハウス」の法則が書かれている本。

ちょっと専門的なところは頭に入ってこなかったけど、温湿度や窓、建物の形のところは、そうなんだ！！となりながら面白く読めた。

◼︎温湿度の目標値：
・冬は21度・45〜50％
・夏は27度・60％
特に湿度の目標値がなんでかこれというと、ダニは60％超えると急激に繁殖するし、ウイルスには喉の粘膜の湿り気が大事だから。

◼︎外壁の色：
・外壁の色に黒は安易に選ばないほうがいい
なんでかというと、最も日射が当たる時間帯は、その外壁面の温度は外気温を上回るし、黒に近い色は、白っぽい色の外壁よりも10度以上上がるから。
→外壁の色の希望はなかったけど、黒だとそんなに上がるのか！と知ってびっくりした。

◼︎建物の形：
・南面は凹凸を減らす。
なんでかというと、凹凸があると日陰になりやすく、影になる時間に、南面の窓からの日射量がかなり減っちゃうから
・玄関周りを風除室的プランにする。
→家族が頻繁に出入りするので、その度に外気が流入するというの、確かに〜ってなった。通り土間とかで玄関と繋げるのは結構工夫がいるのかも。。

◼︎窓
東西南北それぞれで、おくべき窓の大きさ、どんなタイプの窓がいいかが違う。
なんでかというと、東西は夏の日射量がすごいし、北は冬の日射取得はあまり期待できないけど、夏は直接日射受けるとかがあるから。

2023/05/19

家に求める性能を数値化して、わかりやすく紹介してあります。これから家を建てる人には、おすすめの本だと思います。
日本の家が世界と比べていかに遅れているか、今までの日本住宅の問題点等もわかり、参考になりました。

2023/01/13

実家から貰ってきた1冊。
超入門にしては数字による計算などがありやや難しい印象あり。
しかし都市ごとによる平均気温や平均湿度などの表などはとてもわかりやすく、住んでいる場所ごとでどのような構造の家を作るべきかなどかなりわかりやすかった。

湿度と室温の関係性について多少勉強できたため有意義な本でした