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太平洋戦争の収支決算報告 戦費・損失・賠償から見た太平洋戦争
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 彩図社 |
発売年月日 | 2020/07/28 |
JAN | 9784801304680 |
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太平洋戦争の収支決算報告
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商品レビュー
5
4件のお客様レビュー
なんというか、素直に受け止められない本だった。日本の受けた被害にフォーカスしてあって、そちらの面での損害ばかりが目につく。 満州経営や朝鮮半島経営が投下した資本に見合うほどの収益を上げられなかったという事実一つにとっても、期間の短さや見つかってない油田の存在を「残念なもの」「惜し...
なんというか、素直に受け止められない本だった。日本の受けた被害にフォーカスしてあって、そちらの面での損害ばかりが目につく。 満州経営や朝鮮半島経営が投下した資本に見合うほどの収益を上げられなかったという事実一つにとっても、期間の短さや見つかってない油田の存在を「残念なもの」「惜しいもの」として書いている。賠償金についても、戦争が無ければ払わなくてよかったものとしてなかば恨めしく書いている。そのあたりがスッキリしない。 戦争モノで誰かだけが被害者だったような描き方、誰かだけが加害者だったような描き方は、なんというか虚しくなってしまう。 戦時公債をどうやって解消したのか、インフレと財産税だけれども、そこについてもう少し書いてあるかと思ったが。せっかく台湾や満州の収支を分析しているのにもったいない。 賠償の関係で、在外資産の把握が必要だったのかと、得る知識も多かっただけになんとなく残念。
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日露戦争は1年7か月 1931(昭和6年)9月18日奉天郊外で満鉄爆破・満州国建設 1945(昭和20年)終戦 1937(昭和12年)7月7日北京郊外盧溝橋事件 昭和初期 石油の80%をアメリカから輸入 軍事費のGDP比 2019年日本476億ドル(5兆円弱)GDPの0.9...
日露戦争は1年7か月 1931(昭和6年)9月18日奉天郊外で満鉄爆破・満州国建設 1945(昭和20年)終戦 1937(昭和12年)7月7日北京郊外盧溝橋事件 昭和初期 石油の80%をアメリカから輸入 軍事費のGDP比 2019年日本476億ドル(5兆円弱)GDPの0.9% NATOでは2%以上を求めているが達成で帰宅には少ない→軍事費は負担になる 戦前から戦後にかけての物価指数 昭和20年3.5% 25年220% 30年297% 戦前の国債は踏み倒した 昭和10年 国内の石油消費量448万kL うち海軍60万L 陸軍20万L 昭和15年 国内の消費量458万kL 海軍108万kL 陸軍37万kL 民間313万kL 対米戦 国内の消費量600万kL 海軍300万kL 陸軍60万kL 民間240万kL 最多の昭和17年 海軍487万kL 陸軍85万kL 当時蘭印から算出される石油は年1,000万kL 死者数定説の310万人 昭和52年発表 軍人230万人、外地の一般邦人30万人、内地の一般邦人50万人 本土空襲☆茨城2,327人は多い方 石川、鳥取ゼロの県もあり 1895(明治28年)4月17日下関条約 台湾、澎湖列島、遼東半島を日本に割譲 台湾の近代化 精糖業 日露戦争の停戦時に樺太全島を占領→ポーツマス条約で北緯50°以南を割譲 3万6,089平方キロ(台湾と同じ面積) 1970年代ソ連樺太北部東岸 石油30億バレル、天然ガス推定→☆実際にあるのか?海底よりも採掘しやすい陸上のモノを使っているから開発しないのか?エネルギー効率化すれば石油の価値低下か? 満州国の首都新京(今の長春) サンフランシスコ講和条約後、各国と賠償金について条約 中華民国(台湾)→戦時中に残した資産は多額、賠償と相殺 対外賠償金の支払い総額が3,000億円を突破した昭和34年 日本人口9,300万人・1人当たり3,000円 大卒初任給が1万1297円 「決して多いとは言えない」 インフラ整備、無償経済協力→日本の現物支給、投資の一面もあった 韓国、中国への賠償 中国へのODA平成30年・2018年まで40年3兆6,500億円 軍人恩給 総額50兆円 対外が1.3兆円なので日本人に対しては手厚い 日本から韓国への買春ツアー多数・貴重な外貨獲得手段 90年代に強制的に従軍慰安婦にされたとの主張 慰安婦像問題 戦後75年が過ぎても日本人が背負わせつづける負債 徴用工問題 戦時中に日本に渡った70~100万人の朝鮮人 韓国政府の認定22万6,000人 日韓請求権協定
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日中戦争から太平洋戦争終結までの8年間の軍事費総額は7559億円だったという(東京の家屋1軒当り4~5000円、GDPのほぼ2倍、戦争末期にはGDP比約60%)。陸軍九七式戦車1両が約18万円(装備品込み)、零戦1機が約5万円(10700機生産)、戦艦大和・武蔵の建造費は1隻あた...
日中戦争から太平洋戦争終結までの8年間の軍事費総額は7559億円だったという(東京の家屋1軒当り4~5000円、GDPのほぼ2倍、戦争末期にはGDP比約60%)。陸軍九七式戦車1両が約18万円(装備品込み)、零戦1機が約5万円(10700機生産)、戦艦大和・武蔵の建造費は1隻あたり1億3780万円など数字の羅列を見ても、物価の時代感覚に戸惑う。戦後75年を経過した現在、終わらない償いに過去の戦争の収支決算が打てないまま、ウイルスとの戦いで新たに巨額の負債を背負い込むこととなった。乗り切る他に術はない。
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