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人生讃歌 北国のぬくもり
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2020/07/22 |
JAN | 9784309029023 |
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人生讃歌 北国のぬくもり
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
なぜか、北海道で開拓時代を過ごした人の手記に、惹かれる。小檜山さんもその一人だった。 滝川町に入植した両親。まだ暗いうちから馬で木材を運ぶ父。父親が馬と接する態度は感動的だ。電気もない生活が当たり前だった少年時代。そこに出てくる食べ物は山桑やさくらんぼ、ヤマブドウにコクワ、野イチ...
なぜか、北海道で開拓時代を過ごした人の手記に、惹かれる。小檜山さんもその一人だった。 滝川町に入植した両親。まだ暗いうちから馬で木材を運ぶ父。父親が馬と接する態度は感動的だ。電気もない生活が当たり前だった少年時代。そこに出てくる食べ物は山桑やさくらんぼ、ヤマブドウにコクワ、野イチゴまではわかるが、ハコベやつくし、タラの芽にフキノトウ。塩さえあればつけて食べていたというから驚く。もちろんお腹を壊すが、そんなことは当たり前として食べていた。 それほどお腹を空かせていたのだった。 ものがないのも当たり前なので、自分で習ってセーターを編み、竹馬、水鉄砲、独楽、竹トンボ、そり、スキー、木のスケート、凧、野球グローブなど、なんでも作った。 高校へ進学しても、学費が続かなくなり、危うく退学しそうになる。ずっと貧乏で、今も貧乏だという作者の言葉には、悲惨なムードは感じられない。そこが読む人の気楽さを保証してくれる。JR北海道の車内誌に綴られた、この短いエッセイのひとつひとつは、きっと北海道を旅する人の心に旅情をもたらしたと思う。
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今年の夏休みに旅行した札幌の丸善で、 北海道の地元の本を読もうとおもって購入。 初めての著者でした。 ちょっと感覚が合わないところもありましたが そこそこ読めました。 私の仕事上で北海道の人とよくお会いしますが ちょっと共通的な感覚があるなあと 驚きました。
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