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ベルリン1945 はじめての春(下) 岩波少年文庫
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ベルリン1945 はじめての春(下) 岩波少年文庫

クラウス・コルドン(著者), 酒寄進一(訳者)

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ベルリン1945 はじめての春(下) 岩波少年文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2020/07/16
JAN 9784001146264

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商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2021/09/13

イギリス人作家マイケル・モーパーゴの作品を読み、ドイツ人作家は大戦をどう書いているのか知りたくなって読んだ。 1919年、1933年、1945年のベルリンを舞台とした「ベルリン3部作」全6巻。ゲープハルト一家が3代にわたって各巻の主人公として描かれる。 政党名も覚えられず、登場人...

イギリス人作家マイケル・モーパーゴの作品を読み、ドイツ人作家は大戦をどう書いているのか知りたくなって読んだ。 1919年、1933年、1945年のベルリンを舞台とした「ベルリン3部作」全6巻。ゲープハルト一家が3代にわたって各巻の主人公として描かれる。 政党名も覚えられず、登場人物の名前も何度も確認しながら、それでもシンプルに「なぜ人をたくさん殺す状況が起こったのか」を知りたかった。単純にナチスは悪い、ヒトラーは酷い、で片付けるのではなくて。なぜそうなったか。 全6巻を読んで、まだその答えを持てない。本文中、各登場人物はそれぞれの考えを言っていた。ナチスなら貧しさから逃れられると信じたとか、ヒトラーの掲げる他民族排斥がまさか本気だとは思っていなかったとか、共産主義よりはナチスの方がましと資本家が傾いたとか。 まだまだ理解できていないことがたくさんある。とりあえずのものであっても、自分の考えを持つにはもう少し、複数の文献にあたらないと。 当初からナチスに反対し続けていたゲープハルト家の父親が、ナチスを信じたのは間抜けだったと謝罪する人たちへ向けた言葉。 「おまえたちが間抜けだったのは、間抜けでありたいと思っていたからじゃないか!」 p.251

Posted by ブクログ

2021/03/17
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※このレビューにはネタバレを含みます

読み終わってしまった・・・ベルリンロスで呆然としています。 この3部で、またハンスに会えることを期待して「実はハンスが生きていた」っていう展開を願っていたのだけど。ずっしりとした喪失感を味わいました。 激動の中、ぶれることなく信じることを守った人。大勢の中に呑まれ、力あるものを信じ込まされた人。戦争が終わって、価値観がひっくり返る様は日本の戦後も一緒だと思いました。 一生本棚に置いておきたい本に出会ってしまった。

Posted by ブクログ

2021/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

_それでも人生はつづく。逃げ隠れしようとしても無理だ_ 転換期三部作、ついに完結です。 小説を読んでいて、目を覆いたくなるような、というのもおかしな表現だけど、実際に、一瞬瞼を閉じてしまうことが幾度もあった。 ゲープハルト一家との付き合いも30年近くに及んできたので?感情移入しないでは読めない。 可愛かったあの子が、、、 えっ、あの人が?そんなばかな、、、 と序盤からさまざまな衝撃の連続。 敗戦の色濃くなってきた1945年のベルリン。米英軍からの爆撃は普通の市民を容赦なく巻き込みます。 終戦を迎えても、瓦礫の街で生き延びるのは容易なことではなく、ヒトラーを信じた自分を責め続ける人、自由になっても、収容所での地獄の日々から本当の意味で解放されない人、ソ連兵の襲撃に怯えて暮らす人… 簡単に平和は訪れません。 今作は、第1部で主人公だったヘレの娘エンネの目線で語られます。 前作『〜1933』にて反抗勢力として両親が投獄され、祖父母の元で育った彼女は12歳。父母との再会は果たされるのか。再会しても、その溝を埋めていけるのか…。 あとがきにもありますが、ドイツはこの後、ベルリンの壁の時代を迎えるのですよね。 ほんやり生きている自分について、考えすぎてぼんやりしています。 わたし、これからどうやって生きて行ったらいいんだろう。 ってほどに。

Posted by ブクログ

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