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すごいぜ!菌類 ちくまプリマー新書355
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2020/07/08 |
JAN | 9784480683809 |
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すごいぜ!菌類
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
菌類と細菌類の違いさえよく分からない状態から読みました。 最初に生物の分類、それこそウイルスは生物ではないという話から入るので、ありがたかったです。 遺伝子解析の結果を踏まえたドメインとかスーパーグループといった分類が登場していて、押し入れから掘り出した高校生物の資料集の内容が覆...
菌類と細菌類の違いさえよく分からない状態から読みました。 最初に生物の分類、それこそウイルスは生物ではないという話から入るので、ありがたかったです。 遺伝子解析の結果を踏まえたドメインとかスーパーグループといった分類が登場していて、押し入れから掘り出した高校生物の資料集の内容が覆っていることにも、時の流れを感じましたね。 この本では菌類だけでなく、アメーバや細菌についても触れてくれるので、十把一絡げにしてしまいがちな微生物たちを、切り分けて認識する端緒になりました。 菌類は、カビ、酵母、キノコというだけでなくて、その中でも個性を持った様々な種類がいるということは、本書の全体で強調されているところだと思います。 生活環の違いや、後半の方に出てくる酵母とバイオエタノールの話も興味深かったです。 ただ、生物の分類のところ以外は、あまり体系的な理解が得られるという本でもないので、菌類に興味を持った方の入口として気軽に読むのがいいと思います。 あと、特に序盤で「オピストコンタ」のようなカタカナ語(学名)が頻出するので、ラテン語・ギリシア語の知識がないと辟易するかもしれません。
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菌類の生態について書かれている星野保先生の著作。難しかった。ちくまプリマー新書でなく、某ブルバで出版した方が良いくらい。あるいは私のような無学では到底太刀打ちできないつくりになっている。が、読み進めていけば難易度の低い記述もありそれなりに楽しめた。重金属に耐えうる、毒キノコは美味...
菌類の生態について書かれている星野保先生の著作。難しかった。ちくまプリマー新書でなく、某ブルバで出版した方が良いくらい。あるいは私のような無学では到底太刀打ちできないつくりになっている。が、読み進めていけば難易度の低い記述もありそれなりに楽しめた。重金属に耐えうる、毒キノコは美味、など興味深い話題もあった。分解者としての重要な役割を担っている菌類のことを学ぶのに、私にはまだまだ修行が足りないようだ。
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この妙に浮かれた書き口、どこかで・・・と思ったら、同じ著者の「菌世界紀行」を読んでいたのだった。 そっちの本は面白いといえば面白いが、ほとんど珍道中もので肝心の菌のことがあまり書いてない、と不満を持ったのだが、著者は同じことで怒られたか反省したらしく(と前書きにある)、今回はわり...
この妙に浮かれた書き口、どこかで・・・と思ったら、同じ著者の「菌世界紀行」を読んでいたのだった。 そっちの本は面白いといえば面白いが、ほとんど珍道中もので肝心の菌のことがあまり書いてない、と不満を持ったのだが、著者は同じことで怒られたか反省したらしく(と前書きにある)、今回はわりと真面目に「菌」について書いてある。 が、肝心の菌類の話が横滑りしてて、あまり面白くない。というか、どこが面白いのだかいまいちわからない。たとえば「ガンダム? ああ、わりと見てたよ」程度の一般人に、ガンダムオタクが自分の好きなモビルスーツについてものすごい早口で語り出して止まらない、みたいな感じだ。 科学系の本で浮かれてはならん、というつもりはない。著者の言うように「ユーモア」は大切だ。だが、肝心の菌類の面白さが伝わらないと、せっかくのユーモアも無駄ではないかと思うのだ。
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