決済サービスとキャッシュレス社会の本質

宮居雅宣(著者)

• 販売会社／発売会社: 金融財政事情研究会
• 発売年月日: 2020/06/26
• JAN: 9784322135527

商品レビュー

2025/01/27

コロナ禍を経て、益々進展するキャッシュレス決済。当方も、現金決済は最低限にし、極力キャッシュレス決済を利用している。
クレジットカード、デビットカード、QRコード決済等々、キャッシュレス決済は多様化しているが、一体どのような仕組みでユーザーが決済したクレジットカード等々が、お店を通じてクレジットカード等々の会社から請求されるのか。
また、不正利用等に代表される「キャッシュレス決済は怖い」という一方で、現金決済にもメリデメはある。
そして、キャッシュレス決済は、いったんどうやってビジネスとして生業を立てているのか。
キャッシュレス決済手段が多様化しても、変わらない本質がこの一冊には詰まっている。キャッシュレスビジネスに関わる者の指南書といえる良本。

2022/04/09

決済事業は超薄利多売のビジネス。不正利用対策はいたちごっこ、Apple Payの超特別待遇による弊害など…。筆者はJCB出身。
海外の事情や過去の事例を見ながら日本のキャッシュレス事情について詳しく解説されている。

2022/01/08

金融業界、決済サービス関連に携わる人は一度は目を通しておいたほうが良いと感じた。クレジットカードを軸としたキャッシュレスの変遷と日本の現在地を分かりやすく理解することができる。
クレジットカード業界に長く勤めた方の視点という、ポジショントーク的な側面は意識する必要はあり。