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死という最後の未来
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2020/06/23 |
JAN | 9784344036130 |
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商品レビュー
3.3
12件のお客様レビュー
年齢的に曽野綾子の方が年上らしく、また古くからの付き合いもあるようで、石原慎太郎のマッチョイズムというかマチスモな考え方が適度に封じられている。石原慎太郎は故人だが、曽野綾子氏は存命。この本で語られる死生観は対極的で、生に執着したいと述べた石原の発言から、既にいない故人を思い、人...
年齢的に曽野綾子の方が年上らしく、また古くからの付き合いもあるようで、石原慎太郎のマッチョイズムというかマチスモな考え方が適度に封じられている。石原慎太郎は故人だが、曽野綾子氏は存命。この本で語られる死生観は対極的で、生に執着したいと述べた石原の発言から、既にいない故人を思い、人間の死生は逆らえぬ定めと思い知る。 この頃、石原慎太郎は死について書くことが増えた。編集側がここぞと依頼した経緯もあるかも知れないが、とにかく本人はまだまだ出版にも意欲があるのだと本書では語られる。やりたい事が山ほどあるという石原。死後自らの灯台を建て石碑を作ることを息子たちに命じたらしいが、自然に任せるまま、特に生きる事には執着せず、この世には何も残さないという曽野綾子。こうした対比は興味深い。 その石原の生への執念を、曽野綾子は「お気の毒」と表現する。その言葉に対し、普段のメディアを通して感じさせる石原からすると意外にも、やけに素直にその言葉を受けるのだ。私は読みながら、しかし気の毒とも思わず、寧ろ老年にやりたい事を諦めない人生もまた味わい深く、生を味わい尽くそうとする生き様には感服する。 まあまだまだ私自身はそんな年齢ではないので、人生の先輩たちの死を見据えた談話というのがどんなものかと覗き見るような読書だったが。感想は、先の通りである。
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たまたま図書館で展示されていたので借りたが大当たり。はからずもいろいろ考えさせられたので星五つ。 死という問題に対して、失礼ながら私から見て生ぬるいキリスト者であるカトリック教徒の曽野綾子と、無神論者である法華経信奉者の石原慎太郎の対話集。キリスト者として読むのではなく、一歩も二歩も引いて世の人同士の対話として読むと、示唆に富む書で感動すらできた。 キリスト者的には「なぜそこでキリストを伝えない」とか、「そこは聖書にはこうあって…」などといろいろ言いたくなる。 しかし(カトリックとはいえ滅びの人ととらえて)、滅びゆく人同士が死について自分の思いを語っているととらえると、非常に興味深い。 付箋を貼った個所の感想: 70:石原氏がヨットレースでの体験を話す。他の舟のクルーが荒波で死んだと無線で知る。すると自分たちは妙に生き生きとして活気が出る。「自分たちは生きている」と思うのだとか。死は世の人らにはこうやって実感させられる。 88:その他の場所でも繰り返し石原氏は死についての持論を展開。曰く死は完全に無になるとの事。でも死についての強烈な好奇心はある様子。それでも無だとか、死んだら終わりだとのたまう。大いなる矛盾。氏は死との対決をしているようで、無視して避けたい様でもある。 120-121:曽野氏の「信仰を生きる」という表現について石原氏は分からない様子。すぐ次の話題に移る。私にはすぐわかるのだが、石原氏には分からないのだろうなと、なるほどと思った。 199:ここの箇所以外もそうだが、石原氏の生に対する執着を感じられる自己鍛錬に関する記述。いのちを輝かそうと一生懸命な石原氏に対して、信仰的な考えからあるがままを受け入れている風の曽野氏。対照的な生きざま。常に話は閉口するのだが、石原氏は興味を示しつつも絶対に納得しない。納得しないと決めているような、かたくなさというか、はじめから結論を決めているような様子。世の人も多くがこんな感じか。
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曽野綾子さん(1931~)、石原慎太郎さん(1932~2022.2.1)。お二人の人生観、死生観がよく出た対談だと思います。「死という最後の未来」、2020.6発行。テーマは、他人の死と自分の死、死をどう捉えるか、老いに希望はあるのか、の3つです。①知覧、富屋食堂の鳥濱トメさん。特攻隊員にお母さんと慕われていた。亡くなった時、官邸に国民栄誉賞をと言った慎太郎氏の気持ち、よくわかります。②円谷幸吉の遺書は、ただ涙です ③起きたらタワシで全身をこすり、2km散歩、スクワット30回 ④毎日、あえて自分に義務を
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