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金閣を焼かなければならぬ 林養賢と三島由紀夫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2020/06/23 |
| JAN | 9784309254135 |
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金閣を焼かなければならぬ
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商品レビュー
3.7
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内海健さん著「金閣を焼かなければならぬ」 30年以上前に読んだ三島由紀夫の名作「金閣寺」、実際にあった事件をモチーフに書かれた小説だとは知ってはいたが、その事件そのものを掘り下げて知ろうとは考えもしなかった。 実際にあった「金閣寺放火事件」と三島由紀夫「金閣寺」を掘り下げて描か...
内海健さん著「金閣を焼かなければならぬ」 30年以上前に読んだ三島由紀夫の名作「金閣寺」、実際にあった事件をモチーフに書かれた小説だとは知ってはいたが、その事件そのものを掘り下げて知ろうとは考えもしなかった。 実際にあった「金閣寺放火事件」と三島由紀夫「金閣寺」を掘り下げて描かれている作品と知人から薦められて興味を持ち購読に至った。 著者が精神科医の方ということで、実際に放火した林養賢とそれを題材に描いた三島由紀夫、両者に対して深層心理へのアプローチが深い。 この作品を読んでいる最中に色々としっかりと比較しながら読みたくなり三島由紀夫「金閣寺」も購入してきて比べながら読み進めていくことにした。 三島由紀夫の「金閣寺」が小説としてやはり秀逸、史実部分とフィクション部分の融合だということがこの作品を読めばよくわかる。 そして三島由紀夫という小説家の底深さ、筆圧の力強さ、文章の上手さ、創造性の豊かさに触れることができる。面白かった。 それにしても金閣寺放火とは凄い大それた事件だと感じる。そしてこの事件は林養賢という人物の成長課程での精神の不安定さの影響が本当に強かったのだろうと納得。 「美」の破壊欲求、林は否定していたが、やはりここが自分にはこの事件が凄く自分の心に響く核の部分ではないかと思う。 永遠に自分だけのものにしたい、誰かに奪われるくらいなら自分の手で壊したい… この深層心理が人間の深さを表しているように感じてしまう。 自分の中にも、そしてきっと誰の中にも深いところで潜んでいる心理だと思う。 そして考えると深いのがこれが75年前の事件ということ。今を生きる自分からすれば生まれる前の三四半世紀前の事件だということ。 そう考えるならば古く感じられもするのだが、金閣寺が建立された時からの金閣の歴史でみてみれば最近のまだまだ新しい事件なのだという不思議な時間の感覚を感じてしまう。 読了後、放火された後の金閣寺を検索してその姿を見てみたが、骨組みだけ残って全焼したその金閣にそれはそれで「美」を感じてしまった。 煌びやかで豪華絢爛だったその姿が一夜にして過去になってしまった様に感じ、儚さを感じさせられる佇まいに見えた。 不思議な感覚で、不謹慎な感想であるのは承知だが、その全焼したその姿も見れてよかったとも感じてしまった。 いつか京都を、金閣寺を訪れた際にはこの事を思い出しながら池の向こうに立つ金閣に思いを馳せてみたい。 そこにあった時の流れを感じながら自分もその場にまたいつか立ってみたい。
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数十年前に読んだ三島由紀夫「金閣寺」の主人公が、何故か頭から離れない。 新聞の書評を読み、読まなくてはならない、と購入したものの、長く積読に。 定年となり、フルタイム勤務から解放されて、ようやく堪能。 これからは、自分の心と向き合っていきたい? いや、それが「わからない」のだと。...
数十年前に読んだ三島由紀夫「金閣寺」の主人公が、何故か頭から離れない。 新聞の書評を読み、読まなくてはならない、と購入したものの、長く積読に。 定年となり、フルタイム勤務から解放されて、ようやく堪能。 これからは、自分の心と向き合っていきたい? いや、それが「わからない」のだと。 三島由紀夫の生育歴にも驚いたが、それ以上に、 養賢の生地に向かう描写が心に焼き付いたのは、私が福井県出身だからということではなく、著者の養賢への思いが伝わってきたからだと思う。
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知らなかった事実ばかりで楽しく読んだ 以下、書籍紹介より 金閣寺の放火僧・林養賢。当時、その動機を「美への嫉妬」などと語ったが、そういうことなのではない。三島の『金閣寺』も援用しながら、分裂病発症直前の、動機を超えた人間の実存を追う。
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