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囚われの山
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2020/06/22 |
JAN | 9784120053146 |
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商品レビュー
3.5
35件のお客様レビュー
勤務校のOB著作です。 以前読んだ『巨鯨の海』同様、丹念な取材に基づいた作品で、雪山で遭難するときの絶望的な状況がとてもリアルにえがかれている印象を受けます。 貧弱な装備と楽観的な見通し、場当たり的名対応で210名の部隊のうち199名が死亡した、世界登山史上最大の遭難事故である...
勤務校のOB著作です。 以前読んだ『巨鯨の海』同様、丹念な取材に基づいた作品で、雪山で遭難するときの絶望的な状況がとてもリアルにえがかれている印象を受けます。 貧弱な装備と楽観的な見通し、場当たり的名対応で210名の部隊のうち199名が死亡した、世界登山史上最大の遭難事故である「八甲田雪中行軍遭難事件」を舞台にしたミステリ小説です。 事実かどうかは私の知識では判断できませんが、「さもありなん」という状況証拠がそろっていく様子は手に汗を握る展開です。 暑い夏に読みましたが、身を切るような雪山の描写と、そこで彷徨う兵士たちの姿に、暑さを忘れて思わずゾクッとするような読書体験でした。
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八甲田雪中行軍遭難事件 明治35年1月に日本陸軍第8師団の歩兵第5連隊が青森市街から八甲田山の田代新湯に向かう雪中行軍の途中で遭難した事件。訓練への参加者210名中199名が死亡(うち6名は救出後死亡)するという日本の冬季軍事訓練において最も多くの死傷者を出した事故であるとともに...
八甲田雪中行軍遭難事件 明治35年1月に日本陸軍第8師団の歩兵第5連隊が青森市街から八甲田山の田代新湯に向かう雪中行軍の途中で遭難した事件。訓練への参加者210名中199名が死亡(うち6名は救出後死亡)するという日本の冬季軍事訓練において最も多くの死傷者を出した事故であるとともに、近代の登山史における世界最大級の山岳遭難事故である。 この事件から120年…瀕死の雑誌が特集を組む事に決まった。今まで知られてきた内容では売れない。とにかく謎を探してこい。仕事、家庭、人生すべてが上手くいかない主人公が1人、現地に残された膨大な資料の中から謎を探すのだが… 謎は何か?その謎を探すくだりがほぼ前半を占めてます。「八甲田山死の行軍」と言われた210名の彷徨ったルート、誰が指揮をとり、どこで判断を間違えたのか。何故199名もの死人を出したのか。行軍の壮絶な様子はもう1人の主人公である「稲田庸三一等卒」が語りとなり読む手が止まらない!! 健さんの八甲田山のイメージしかないわたし。 って健さん違う部隊の違うコースって何⁇ 思い違いの新事実に愕然(꒪⌓︎꒪)笑 とにかく次々に死んでいく様子は凄まじすぎて可哀想で泣けてきます(꒦ິ⌑︎꒦ີ) これはいわゆるアレです… これが真実でいいんじゃない小説⁇ いかにドラマティックに仕上げるか! どんなドラマを盛るのか!! いかにラストを仕上げてくるのか!! って最後の最後…なんで⁇ 盛り過ぎて余分なドラマ付けちゃったよね… ラストいらない… 勘弁して欲しい(。-_-。) 男女の話なんてどうでもいいし!! ☆減ってしまったじゃない!!
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伊東潤の囚われの山を読みました。 映画にもなった八甲田山の死の行軍から始まります。 歴史雑誌の編集員菅原が、社長命令で八甲田山を取材することになります。 そのなかで、今まで気が付かなかった事が分かってきました。 取材と、死の行軍が交互に書かれていて面白かったです。
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