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彼女が好きなものはホモであって僕ではない 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2020/06/12 |
JAN | 9784040735108 |
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彼女が好きなものはホモであって僕ではない
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商品レビュー
4.3
38件のお客様レビュー
今年よんだ100冊以上の本の中で1番刺さった小説。 読んだタイミングも今日が1番よかったと思う。 本書はある高校生たちが『自分』と今後の『人生』に真剣に向き合い自分を受け入れていくお話。なんて簡単にまとめたけど、実際は一言じゃまとめきれないくらい、とてつもなく深い内容だなと感じ...
今年よんだ100冊以上の本の中で1番刺さった小説。 読んだタイミングも今日が1番よかったと思う。 本書はある高校生たちが『自分』と今後の『人生』に真剣に向き合い自分を受け入れていくお話。なんて簡単にまとめたけど、実際は一言じゃまとめきれないくらい、とてつもなく深い内容だなと感じた。 ゲイであることを割り切りつつ思い悩む高校生の心の動き。理解されることを半ば諦めつつ、でも希望も混じったそんな心の機微が本当に刺さった。 作中のゲイである自分のことを『卑怯なコウモリ』という例えをしたことには特に鳥肌が立った。 卑怯なコウモリは童話で、内容はこう。 その世界では獣と鳥の一族の争いが行われていた。コウモリは鳥にも獣にもいい顔をしていたが、争いの和平が行われた後、コウモリはどちらつかずで迫害されてしまう。 マイノリティな自分を受け入れてはいる。周りに理解されようとも思わない。だけど取り残されたような、違う世界の住人のような、そんな世界と自分に1枚の透明な壁をこしらえてしまうような、そんな感覚は、ぼくもよく分かる気がした。 ぼく自身、性的な趣向じゃないけど、どこか世界とずれた世界線で生きていると正直いうと感じているからだ。 理解してもらいたいなんてもうあまり思ってない。でも、完全に割りきれてる訳でもない。どっちつかずの存在。でも強く生きていきたいと同時に、理解されたい受容されて生きていきたいと 願う自分もいる。その矛盾に思い悩む主人公に自分が少し重なった気がした。 来年のぼくのテーマは『自立』『強みを生かす』だ。本書に、つよく背中を押して貰えたきがする。出会えてよかった本。ありがとう。
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安藤純 同性愛者であることを隠して日々を過ごす高校生。帰宅部。 三浦紗枝 純と同じC組に所属する女子。美術部。BL本を買っているところを純に見られた。 ケイト 新宿二丁目で昼はカフェ、夜はバーをやっている店のイギリス人オーナー。レズビアン。 マコト 佐々木誠。純の初めての彼氏。行為の時は純に父さんと呼ぶ契約で出会った。四十過ぎの妻子持ち男性。 純の母 昼間はスーパーでパート社員として働き、夜は小さなスナックに出向いてホステスとして働く。 ミスター・ファーレンハイト HIVの感染者。 高岡亮平 純のクラスメイト兼幼馴染。 小野雄介 亮平と仲が良いが純とはそうでもない。 佐倉奈緒 紗枝の腐女子仲間。大学生。 近藤隼人 奈緒の彼氏。大学生。 今宮くるみ バスケ部の女子マネージャー。 小野の彼女 やたらめったらおっぱいが大きい。
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予備知識なし、完全にタイトル買いをした。タイトルと表紙のイメージから軽い話かと思ったが大間違いでゲイについて本気で深い所まで描いている。 ラストは爽やかで、読んでいて良かった。2作目があるようなので読んでみたい。
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