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Babel バベル(Ⅰ) 少女は言葉の旅に出る
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Babel バベル(Ⅰ) 少女は言葉の旅に出る

古宮九時(著者), 森沢晴行(イラスト)

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Babel バベル(Ⅰ) 少女は言葉の旅に出る

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/06/17
JAN 9784049131338

Babel バベル(Ⅰ)

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商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2024/08/08

イラストも挟まれる小説。 ラノベと表現されないのは、そのサイズとボリューム故か。 単行本サイズで、とても分厚い。 文庫本と比較すると2~3冊分はある。 そんな大ボリュームで描かれる本作。 異世界ものだが、主人公(雫)は俺TUEEEでもないし、ハーレムでもない。 文字を駆使して問...

イラストも挟まれる小説。 ラノベと表現されないのは、そのサイズとボリューム故か。 単行本サイズで、とても分厚い。 文庫本と比較すると2~3冊分はある。 そんな大ボリュームで描かれる本作。 異世界ものだが、主人公(雫)は俺TUEEEでもないし、ハーレムでもない。 文字を駆使して問題解決無双するのかと思いきや、そうでもない。 チートといえばチートかもしれないが、いわゆる「なろう」のそれともちょっと異なる。 ここもテーマのひとつになるのだろうと思う。 容量を活かしてか、描写のひとつひとつはとても丁寧。 ファンタジーながらも、情景が頭に思い浮かびやすかった。 アニメ映えしそうだなと思いながら読み進めた。 雫とエリクの小気味良いやりとりはラノベ風で、見ていて楽しい。 どちらのツッコミも面白い。 物語はというと、いまいちテーマが掴みきれない。 本にまつわる物語というところには理解が及ぶが、それ以外は「?」が多い。 肝心の「言葉」についても、まだほとんど鳴りを潜めている。 どうやら、奥に壮大な展開が待っているよう。 で、この1巻はまだまだその序章のよう(この厚さで…) 先は気になるし、読んでみたくはある(既刊3巻)が、如何せんボリューミー。 ある程度、時間を使う覚悟が必要。 なお、筆者の癖なのであろう、同じ言い回しが多用されているのがやや目に付いた。 ・逆接の接続詞を文中に使いがち(~~という雫はしかし、~~) ・目を丸くする ・目を瞠る

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2020/09/17

面白い、異世界召喚?もの。エンジョイしました。Unnamed Memoryシリーズ、オスカーとティナーシャの物語から約300年後、日本の女子大生、雫がファルサスのある大陸に飛ばされてスタート。異世界とはいえ、チートな能力がなんにもないというところが逆に新鮮に感じてしまいましたわ。...

面白い、異世界召喚?もの。エンジョイしました。Unnamed Memoryシリーズ、オスカーとティナーシャの物語から約300年後、日本の女子大生、雫がファルサスのある大陸に飛ばされてスタート。異世界とはいえ、チートな能力がなんにもないというところが逆に新鮮に感じてしまいましたわ。なんとなく、雫は『天は赤い河のほとり』のユーリを思い出させました。登場人物もまだまだ含みがあるし、何にもわからないまま、一つイベントが終わったような。続き楽しみです。

Posted by ブクログ

2020/06/24

「アンネームド・メモリー」と同じ世界ながら 当たっているスポットが違うので 読んでいる感覚はちょっと違う。 「言葉」についての在り様を色々と考えさせてくれるが、 雫とエルクのやり取りが軽快なので、 あんまり固くなったり重たくなったりならない。 ラノベなんだけど、ほんのちょっぴり文...

「アンネームド・メモリー」と同じ世界ながら 当たっているスポットが違うので 読んでいる感覚はちょっと違う。 「言葉」についての在り様を色々と考えさせてくれるが、 雫とエルクのやり取りが軽快なので、 あんまり固くなったり重たくなったりならない。 ラノベなんだけど、ほんのちょっぴり文芸的な香りを感じる一冊。

Posted by ブクログ

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