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氷と蜜 小学館文庫
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氷と蜜 小学館文庫

佐久そるん(著者)

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氷と蜜 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2020/06/05
JAN 9784094067781

氷と蜜

¥220

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2023/11/09

奈良で行われるかき氷の祭典、ひむろかざはな祭の帰りに倒れ、亡くなった母親の意志を継ぐため、母親とともに氷を削っていた人物を探す陶子。ともにかき氷屋を巡っていた彼氏の一輝に突然の別れ告げられた後、かき氷が食べられなくなった。そんな中、喫茶店を営む陶子の父親がかき氷機を購入し、ひむろ...

奈良で行われるかき氷の祭典、ひむろかざはな祭の帰りに倒れ、亡くなった母親の意志を継ぐため、母親とともに氷を削っていた人物を探す陶子。ともにかき氷屋を巡っていた彼氏の一輝に突然の別れ告げられた後、かき氷が食べられなくなった。そんな中、喫茶店を営む陶子の父親がかき氷機を購入し、ひむろはざはな祭に出展するという…。 のっけからガチャガチャした描写で始まる小説。ストーリーはシンプルでとてもわかりやすい。 どうやったら他店に負けない美味しいかき氷を作れるのか、どうやって母親の店にいた人物を探し出せるのか、一輝と出会うには、どうやって妹と打ち解けられるのか、みたいないくつかの命題が示されて入るものの、当の陶子がどこに向かっているのかというところがボケており、なんともダラダラした小説だなあという印象。 最も肝心なのではないかというかき氷も「抵抗なくスプーンが刺さる」程度の描写しか行われず、そこはあんまりこだわらないから、人間関係の話なの?と途中で読んでいて迷う部分が多々有った。 その他の描写でも、顔をあげると知り合いがぬっと現れたり、ライバルが突然手伝い始めたり、「こんなものじゃお話にならないわね」という海原雄山のような人物が現れたりと、漫画的な表現が鼻につくし、その分情景描写が疎かになっていて、漫画やアニメの原作プロットという感じ。 とにかく、読んでいて、結局かき氷に対する情熱が作者の思い入れだけで空回りし、掴まれる部分がなかったので、その程度の評価。

Posted by ブクログ

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