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繊細すぎてしんどいあなたへ HSP相談室 岩波ジュニア新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2020/05/29 |
JAN | 9784005009190 |
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繊細すぎてしんどいあなたへ
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商品レビュー
3.5
20件のお客様レビュー
hsp関連の本を読み出して、なんか不安を煽るような本が多いなと感じた中で、この本は読んでいてしっくりきて尚且つ落ち着く印象を受けた。 自分は間違いなくこの本に当てはまるなと感じたし、自分自身を理解する上で参考になった。 特に人間に対して繊細なところが自分はあるらしい。マルチタス...
hsp関連の本を読み出して、なんか不安を煽るような本が多いなと感じた中で、この本は読んでいてしっくりきて尚且つ落ち着く印象を受けた。 自分は間違いなくこの本に当てはまるなと感じたし、自分自身を理解する上で参考になった。 特に人間に対して繊細なところが自分はあるらしい。マルチタスクが苦手なのも繊細な人の特徴と知ってすごく納得した。自分も急ぐ仕事がとても苦手。 ひとつひとつ丁寧にこなすのは昔から得意やし、前もってやった方が上手くいくこと多いし本に書いてある通り。 急いたらあかんねんやろうな。 自分にとって生き生きと働ける場所を探し続けたい。
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自己理解にとても役立った 私はおそらくこの傾向がある そして、ネットで調べて出てくる記事よりも、地に足のついた情報なのがありがたい 参考図書もいくつか読んでみたいし、心が落ち込んだら読み返したい
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〇新書で「学校生活」を読む⑥ 串崎真志『繊細すぎてしんどいあなたへ HSP相談室』(岩波ジュニア新書、2020年) ・分 野:「学校生活」×「自分を読む」 ・目 次: はじめに 1章 「繊細さ」にはいろいろな種類がある 2章 タイプ別対処法を考える 3章 当事者を生...
〇新書で「学校生活」を読む⑥ 串崎真志『繊細すぎてしんどいあなたへ HSP相談室』(岩波ジュニア新書、2020年) ・分 野:「学校生活」×「自分を読む」 ・目 次: はじめに 1章 「繊細さ」にはいろいろな種類がある 2章 タイプ別対処法を考える 3章 当事者を生きる、非当事者を生きる 参考文献 HSPをもっと深く知るために おわりに ・総 評 本書は、自身の“繊細さ”が原因で日々の生活に息苦しさを感じている人たちに、その要因と対処法を解説している本です。著者は心理学を専門とする研究者で、現在は関西大学教授を務めている人物です。 例えば「怒っている人が怖い」とか「匂いや音などに敏感」など、他の人からすれば些細なことを気にしてしまう――そうした悩みを持つ人は少なくありません。心理学では、特に「人に対する繊細さと、諸感覚の敏感さの両方を持っている人」をHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)と言うそうです。この本では、具体的な場面に即して、その対処法を紹介しています。本書を読んで面白いなと思った点を、以下の3点にまとめます。 【POINT①】“繊細さ”の源を理解しよう 著者は“繊細さ”の源を「細かいところまで注意を向け、そこから多くのことを感じ取ること」だと解説しています。そのため、不機嫌な人が抱えている「何かしらの行き詰まり感や閉塞感」を感じ取ってしまったり、相手の「気持ちがわかりすぎる」ゆえに人の顔色をうかがって窮屈な思いをして過ごしたりするケースが多いと言います。その一方で、この特徴をポジティブに捉えると、人の気持ちに誰よりも気づくことができる=「共感力が高い」と言えますし、諸感覚の敏感さを「空想力や創造力と組み合わせる」ことで、他の人にはない、自分だけの“強み”に変えることができると指摘しています。 【POINT②】自分の「パロメーター」を意識しよう 自分の“繊細さ”をポジティブに捉えるため、著者は「気持ちのパロメーター」を意識することを提唱しています。即ち、両端に「楽しい(一〇〇点)」と「つらい(〇点)」というラベルの付いた目盛りを思い浮かべ、今日の自分の気持ちを数値化するのです。この時、パロメーターが五〇点を下回ると、顔色をうかがったり、人の目を気にしたりすることが増えるため、まずは「毎日五〇点以上をキープすること」が重要だと言います。一〇〇点満点を目指すのではなく、少しでも「楽しい」が「つらい」を上回っていれば「毎日を生きる力」としては十分であり、自分の気持ちを調整することが大事だと著者は指摘しています。 【POINT③】自分の気持ちをうまく調整しよう 著者は、繊細な人へのアドバイスとして「自分の繊細さを信頼し、直感を大切にする」ことを挙げています。例えば「教室に入りたくない」と思った時、その感覚を抑えつけるのではなく、まずは「そう思える何かがあるんだろう」と、自分の感覚を信頼し、要因を探ることで「自分の道を拓いていく」ことができると言います。また繊細な人は、細かいところまで注意を向ける「多感力」をもとに、この場が自分に合うかを直感的に判断できるため、本人が「自分に合う」と感じられる場にいることができれば、まさに「水を得た魚」のように生き生きと活動することができると、著者は指摘しています。 著者によれば、HSPの特徴を持つ人は「五人に一人が該当する」として、決して珍しいことではないと言います。その上で、繊細さは「多感力」であり、人に対する抜群の思いやりを発揮し、自分に個性の深みを与え、人生を適切にガイドする力として、むしろ「長所といえる」ものであるとしています。 本書では、上記で紹介したものを含め、繊細さをポジティブに活用するための方法がたくさん紹介されています。日常生活をより快適に過ごすための“実践書”として、是非、手に取ってほしい一冊です。 (1408字)
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