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冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ 彼らは確かに、そこで、生きていた。
定価 ¥1,980
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 雷鳥社 |
発売年月日 | 2020/04/28 |
JAN | 9784844137658 |
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冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ
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商品レビュー
4.5
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み始めた瞬間から、すーっと雪の世界に連れていかれる。 ぐんぐん引き込まれて、一気に2/3くらい読み進めた。 そのまま最後まで読み切りたかったけれど、ゆっくりと時間が取れず、 間をあけてから、やっと読み終えた。 おもしろかった。 ザンスカールに特に思い入れがあるわけでもない私が読んでも、おもしろかった。 この暑さの中、過酷な寒さの本を読むのも、また一興。
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日常とかけはなれ過ぎて、何と言ったらよいか。行ってみたいが。そう思う時に行くべきとよく言われるが、ちょっとハードル高すぎて。もっと行きやすい所から行くだろうから。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自分は、チャダルはおろか、雪山にも行ったこともないし、今のところ縁もない。それでも、静まり返った中、しんしんと雪が降り積もるチャダルの風景が目の前に浮かんできた(途中途中に旅の様子を映した写真が入っていることもあるけど)。パドマとゾクパを著者が信頼していることも文章から読み取れたし、そういう人との繋がりの「良さ」が旅の醍醐味の一つだということを改めて感じた。 おそらくパドマであろう人物の横顔が焚火でぼうっと映し出されている写真がとても印象に残っている。なんだか会ったこともないのに、彼が今もザンスカールで生きている実感を文章と合わせて読むことで感じた。 そして、最後の「人生に意味があるかどうかの基準がこの世にあるとしたら、それは、その人が、どれだけあるがままに、まっすぐに、自らの人生を生きているか、ということに尽きる」という言葉がとても響いた。厳しい旅を乗り越えた著者の言葉だからこそ、自分に深く響いたのかもしれない。
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