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駆逐艦キーリング 新訳版 ハヤカワ文庫NV
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2020/05/26 |
| JAN | 9784150414665 |
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駆逐艦キーリング 新訳版
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商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
パンデミックに世界が慄いたころに映画化されて公開間近だった。劇場公開はあきらめストリーム配信での公開となってしまったわく付き作品の原作。 第二次大戦時のUボートから通商船団を護衛する駆逐艦船長の2日間の戦いを描く。 まずはマネジメントの人みんな読め!自分の夢の実現のために従業員...
パンデミックに世界が慄いたころに映画化されて公開間近だった。劇場公開はあきらめストリーム配信での公開となってしまったわく付き作品の原作。 第二次大戦時のUボートから通商船団を護衛する駆逐艦船長の2日間の戦いを描く。 まずはマネジメントの人みんな読め!自分の夢の実現のために従業員を会社資産の消耗品扱いしている経営者の人みんな読め! これは戦争文学であると同時にすぐれたマネジメントの書でもある。 常に戦闘配置においたら、兵員は緊張状態を維持できず消耗してしまう。消耗してしまっては戦いに負ける。こういうシフト管理をきちんと行えるか、価値観の異なる多国籍船団の船員に感情を配して意図を正しく伝えられるかに心を砕く艦長。自分は食事も満足にとれず凍える艦橋に48時間以上立ちっぱなしでも。軽々しく緊急事態だ非常事態だを連発するマネジメント諸君!自己実現は結構だけど作戦はちゃんと立てて!失敗したら人員整理するだけでなく自分もちゃんと責任とって〜。必死に船団を守り抜こうとする姿に感動してしまいます。 と、同時にこういう姿に感動する自分に危ないものも感じてしまう。艦長とはいえ組織の中では中間管理職。自分は身を削って職務を全うする姿がこれまたカッコ良く描かれているけれど、こういうのが理想の姿と思ってしまうと、現代では管理職の過労死だとかがでてきてしまうんだろうなとも思う。戦場では逃げ場はないのだからしょうがないにしても、通常の仕事場は戦場ではないからね。24時間戦えますか!?とかで教育されてきた世代だから簡単には価値観は修正できないけれど、こういう作品にふれて自分の修正できていない部分の存在に気づいておくことが大事だとも思いました。しかし、フォレスターは男をカッコ良く描くのがうまいなぁ。いまや危ない作家か。
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第二次大戦中の北大西洋での駆逐艦とUボートとの戦いは、いろいろな物語が生み出されている。 映画「眼下の敵」では米駆逐艦艦長をロバート・ミッチャム、Uボート艦長をクルト・ユンゲルスが演じて、日曜洋画劇場などでおなじみのタイトルであった。 この本も半世紀以上前の作品であるが、202...
第二次大戦中の北大西洋での駆逐艦とUボートとの戦いは、いろいろな物語が生み出されている。 映画「眼下の敵」では米駆逐艦艦長をロバート・ミッチャム、Uボート艦長をクルト・ユンゲルスが演じて、日曜洋画劇場などでおなじみのタイトルであった。 この本も半世紀以上前の作品であるが、2020年6月トム・ハンクス主演の映画公開に伴い再び日の目を見た。映画は日本ではコロナの影響もあり?Netflixでの上映になってしまったのが残念。 物語は、三人称ではあるがほぼクラウス艦長の視点と思考の一点で時系列に進む。それはまるで艦長の公開日誌をもとにしたドキュメンタリーのように映像化される。 輸送船の護衛という任務と敵を撃破するという軍人としての使命、護衛艦隊の指揮官としてや艦長としての部下の扱いなどで葛藤する、主人公クラウス中佐の様子(トム・ハンクスの仏頂面)がとてもリアルに描かれている。 作者セシル・スコット・フォレスターには私の古い思い入れがある。 数十年前、フジ出版社から刊行された『決断―ビスマルク号最後の9日間』(作者C.S.フォリスター?)がとても好きで、このあと「ティルピッツ」や「シャルンホルスト」などのドイツ海軍の読み物を漁った覚えがある。今でもその本は私の実家の本棚に黄色に変色しても残っている。 読みだしから最後まで、緊張感の続く読書でした。
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帆船小説といえば必ず題名が上がる「ホーンブロワー」シリーズの作者であるセシル・スコット・フォレスターが第二次世界大戦の海戦を描いた作品。 第二次世界大戦の大西洋は、ドイツUボートが跳梁跋扈する恐るべき海域であった。 Uボート同士が連携して獲物を駆り立てるウルフパック(群狼)戦術...
帆船小説といえば必ず題名が上がる「ホーンブロワー」シリーズの作者であるセシル・スコット・フォレスターが第二次世界大戦の海戦を描いた作品。 第二次世界大戦の大西洋は、ドイツUボートが跳梁跋扈する恐るべき海域であった。 Uボート同士が連携して獲物を駆り立てるウルフパック(群狼)戦術により膨大な数の輸送船が撃沈され、英国の命運は風前の灯火であった。 物語は、まさにこの大西洋での厳しい戦いを扱っている。 37隻の輸送船団を護衛する僅か2隻の駆逐艦と2隻のコルベット艦が、Uボートの昼夜のない攻撃から船団を守り抜く三日間の死闘(まさに字義通り死闘という言葉がふさわしい)を描いている。 前頁が緊迫感に満ちており、どこから攻撃を仕掛けてくるかわからないUボートの恐怖感や、絶望感と極度の疲労の中においても勇敢に任務遂行をする男たちの戦いが、迫真の描写力で綴られる。 主人公である駆逐艦キーリング艦長ジョージ・クラウスの人物造形も興味深い、牧師の父を持ち、敬虔なキリスト教徒として育つ中で身に着けた厳しい義務と名誉に関する考え方や、いっぽうで私生活ではうまくいっていないなど。 作品世界に深みを与えるのは、登場人物の背景の複雑さとそこからくる独特の人生哲学だと思った。
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