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聖書 聖書協会共同訳 旧約聖書続編付き
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本聖書協会 |
発売年月日 | 2019/09/01 |
JAN | 9784820213451 |
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聖書
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聖書協会共同訳は口語訳と新共同訳の引照つきのように二段組みの本文の下にそれぞれ引照と注の欄をつけているので、この小型版では訳文のみの「スタンダード版」でいいだろうか。これで引照・注つきにしたら目がいい人でないと視力が落ちそうだ。 新共同訳は原文の言葉遊びには割り注を入れている...
聖書協会共同訳は口語訳と新共同訳の引照つきのように二段組みの本文の下にそれぞれ引照と注の欄をつけているので、この小型版では訳文のみの「スタンダード版」でいいだろうか。これで引照・注つきにしたら目がいい人でないと視力が落ちそうだ。 新共同訳は原文の言葉遊びには割り注を入れているが、聖書協会共同訳では元々、引照・注つきを大前提にして本文の割り付けしたのか、「スタンダード版」には割り注がない。「スタンダード版」だけ新共同訳式の割り注入りの本文にしたら経費がかかるのでしなかったのだろうか?そこを除くと本の配列や書名は新共同訳そのままだ。「「旧約聖書続編つき」はカトリックが使う」と言われているらしいが、これは日本聖公会が刊行していた「アポクリファ・旧約聖書外典」(旧名「舊約聖書続篇」)に収録されている中身と同じだ。フランシスコ会の歴代誌にマナセの祈りが「外典に属する」と注にあるように新共同訳・聖書協会共同訳の書名で言えばギリシャ語エズラ記、ラテン語エズラ記、マナセの祈りはカトリックの第二聖典ではない。 文語訳・口語訳で使っていた「高き所」を新共同訳では「聖なる高台」と意訳したような個所やエレミヤ書に出て来る預言者の書記バルクと兄弟らしいセラヤについて新共同訳では「マフセヤの孫ネリヤの子」と読みやすくする為に?意訳したのを「マフセヤの子ネリヤの子」に戻しているような個所が読みやすく思える。個人的には昭和53年の新約聖書・共同訳が「カトリックでもプロテスタントでも使われていない固有名詞を避けて原語主義を導入して、ノンクリ相手に読まれる事」を意図したはずなのに観念論過ぎて失敗した意訳を新共同訳でも残っている個所を文語訳・口語訳式に戻したのが成功ではないか。例えばエレミヤ書45章にあるバルクに「戦利品」として命を与えたという簡明な聖句を新共同訳では全体的に意訳しているので、おやっと思ってしまう。 一方、ヘブライ語の発音に従ったのか?新共同訳までは「アブサロム」と音写されたダビデ王の王子を「アブシャロム」に変えている。「アブサロム」で通っているので今までの表記でよかったのでは。また列王記とエレミヤ書に出てくるイシュマエルの父親の表記は新共同訳では「ネタンヤ」に変えたのに文語訳・口語訳式の「ネタニヤ」に戻したのはイスラエルの首相のベンヤミン・ネタニヤフと弟が首相になったからか急に言及されるようになった実兄のエンテベで戦死したヨナタン・ネタニヤフの「おかげ」のような気がする。 新約聖書でも以前なら「千卒長」、新共同訳では一般的なローマ史の本で使われている「千人隊長」を「大隊長」と意訳?しているのが不満だ。それなら百人隊長はそのままなのに「中隊長」にしなかったのか? 革装は「スタンダード版」のみで小型版は「66巻」だけだったのに絶版になったのは人材が高齢化したからだそうだ。新共同訳では色々な装幀が出ていたのに聖書協会共同訳では意外と種類が少ないのは信者の高齢化で想定される読者が減ってきたのと関係があるのだろうか。
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