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陸海の交錯 明朝の興亡 岩波新書 シリーズ中国の歴史4
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2020/05/22 |
JAN | 9784004318071 |
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陸海の交錯 明朝の興亡
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商品レビュー
3.7
13件のお客様レビュー
「儒教的秩序」というのがどういうことなのかについての理解を深められた。自分には朱元璋みたいな人が一番の理想家のようにも見える。
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華夷、南北、陸海。その三つを強権により統合させようとした明初体制。しかし、強力なリーダーは初期のみで、後は暗君と佞臣のオンパレード。儒教理念に基づく統制や海禁=朝貢システムも、銀の流通などにより社会が流動化し、揺らいでゆく。 火器に関する記述もあり興味深かった。中国で発明された火...
華夷、南北、陸海。その三つを強権により統合させようとした明初体制。しかし、強力なリーダーは初期のみで、後は暗君と佞臣のオンパレード。儒教理念に基づく統制や海禁=朝貢システムも、銀の流通などにより社会が流動化し、揺らいでゆく。 火器に関する記述もあり興味深かった。中国で発明された火器が西アジアや西洋に伝播し、逆輸入されている。火縄銃に関しては日本のように精密に模倣できず、倭寇経由で伝えられている。また、秀吉の朝鮮侵略経由で新式鉄砲が明へ伝わる。
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靖難の役(靖難の変)は明朝初期に燕王が建文帝に対して起こした内戦で、勝利した燕王が永楽帝となった。靖難は「君難を靖んじる」という燕王側の主張であり、君側の奸を除くという大義名分だった。結果は権力の簒奪であるが、最初は建文帝側が諸王の勢力を削ぐために、冤罪で諸王を削藩し、庶民に落と...
靖難の役(靖難の変)は明朝初期に燕王が建文帝に対して起こした内戦で、勝利した燕王が永楽帝となった。靖難は「君難を靖んじる」という燕王側の主張であり、君側の奸を除くという大義名分だった。結果は権力の簒奪であるが、最初は建文帝側が諸王の勢力を削ぐために、冤罪で諸王を削藩し、庶民に落としたり、自殺に追い込んだりした。これが問題であった。
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