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法廷通訳人 角川文庫
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法廷通訳人 角川文庫

丁海玉(著者)

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法廷通訳人 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/05/22
JAN 9784041087503

法廷通訳人

¥220

商品レビュー

4.4

6件のお客様レビュー

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2020/12/31

通訳に私見は不要、これって一番難しいと思うのです。 聞いた言葉を、相手の文化を理解した上で、自分の経験を挟まずに、真っ直ぐに通訳するなんて…。 しかも法廷という人生を左右する場です。大変なお仕事と察しますが、著者の文体が柔らかくて温かいためか、悲惨な気持ちにならずに読了できたと感...

通訳に私見は不要、これって一番難しいと思うのです。 聞いた言葉を、相手の文化を理解した上で、自分の経験を挟まずに、真っ直ぐに通訳するなんて…。 しかも法廷という人生を左右する場です。大変なお仕事と察しますが、著者の文体が柔らかくて温かいためか、悲惨な気持ちにならずに読了できたと感じました。

Posted by ブクログ

2020/11/29

難しい法律実務に携わる通訳の方によるリアルな記録。視点はあくまで通訳としてのもの。裁判に参加する関係者から発せられる全ての言葉を逐次もしくは同時に訳すとのこと。法律用語や裁判用語のようなテクニカルなことばだけでなく、感情的になりがちな被告人のことばも訳す苦労並大抵ではないだろう。...

難しい法律実務に携わる通訳の方によるリアルな記録。視点はあくまで通訳としてのもの。裁判に参加する関係者から発せられる全ての言葉を逐次もしくは同時に訳すとのこと。法律用語や裁判用語のようなテクニカルなことばだけでなく、感情的になりがちな被告人のことばも訳す苦労並大抵ではないだろう。速記人との目線と頷きを通じた意思のやりとりの話や、その日の通訳の歯車がカチっとあったり合わなかったりする感覚の話は、外国語を使って仕事をしている身としては大きく共感した。 単行本版は短いエッセイの集まりだったようだが、文庫本版については、控訴審までいたったある裁判案件に関する記録「抜け落ちた歯」が追加収録されている。このエピソードだけで映画が一本十分に撮れそうな話。和歌山向かう特急ラピードの車内に雰囲気や、天満の造幣局のあたりの風景を思い出しながら読んだ。

Posted by ブクログ

2020/11/28

裁判所での韓国語の通訳を行う法廷通訳人である著者のノンフィクション作品。 通訳業務を行ったことのある人であれば、 同感できることがたくさん書いてあると思います。 一方、法廷という場所で通訳をすることの緊張感を感じることができます。同じ場所に立ち会う立場の違う人々との立ち位置を...

裁判所での韓国語の通訳を行う法廷通訳人である著者のノンフィクション作品。 通訳業務を行ったことのある人であれば、 同感できることがたくさん書いてあると思います。 一方、法廷という場所で通訳をすることの緊張感を感じることができます。同じ場所に立ち会う立場の違う人々との立ち位置を配慮しながら、自分の口から発せられる言葉が人を動かし、証拠となり、最終的に人の人生を変えてしまうかもしれないということを自覚しながら仕事をされています。 どんな通訳も大変な仕事だと思います。

Posted by ブクログ

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