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殿、それでは戦国武将のお話をいたしましょう 貝原益軒の歴史夜話
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2020/05/19 |
JAN | 9784120053085 |
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
歴史にまつわるショートショートのまとめと言う感じ。 歴史好きなら知っているような内容も多いが、中学生などがとっつき始めるのにはちょうど良い。 それぞれの話の前後のお約束な会話、入りの説明っぽい光之の一言がムダな感じもしなくもないし、そもそも本文も誤植(親方ではなくお館orお屋形だ...
歴史にまつわるショートショートのまとめと言う感じ。 歴史好きなら知っているような内容も多いが、中学生などがとっつき始めるのにはちょうど良い。 それぞれの話の前後のお約束な会話、入りの説明っぽい光之の一言がムダな感じもしなくもないし、そもそも本文も誤植(親方ではなくお館orお屋形だよねー)とか、気になる点も多い(原文はそうなっているのかもしれないが)。まぁ、社内報の一連載エッセイとしてはちょうど良いのかもしれない。 一番参考になったのは最後の略歴だったというのはどうかな?と思った。
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貝原益軒が語る、戦国武将の千夜一夜物語風の小話夜話。 底本は『朝野雑載』貝原益軒/著。 39人の戦国武将の各6~9ページの小話が42話。 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康は2話ずつ。 各話は常套句で始まり、終わるパターン。 戦国武将小伝有り。 貝原益軒が戦国武将について、福岡藩三代藩...
貝原益軒が語る、戦国武将の千夜一夜物語風の小話夜話。 底本は『朝野雑載』貝原益軒/著。 39人の戦国武将の各6~9ページの小話が42話。 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康は2話ずつ。 各話は常套句で始まり、終わるパターン。 戦国武将小伝有り。 貝原益軒が戦国武将について、福岡藩三代藩主黒田光之へ 語る形式の、言わば、千夜一夜物語風の小話です。 職務の疲れを癒す眠る前のひと時、ちょっとした逸話で和ませて、 時には教訓含み、『養生訓』関連みたいな話を挟み、 殿様を眠りに誘うという感じで終わります。 荒木村重と織田信長の対立、千利休の亡霊に怯える豊臣秀吉、 頭頂部のツボに灸を据えるのを日課にしていた松永久秀の話等、 肩が凝らない歴史のエピソードで、江戸時代にはこのような 内容の話が伝わっていたと考えると、なかなか興味深いものです。 健康に気遣うこと、藩主としてのあるべき姿をも、貝原益軒に さり気なく語らせています。 話の数は多いけど、現代文の小話なので、サクッと読めました。
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