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倫敦夜啼鶯 シャレード文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 2020/05/25 |
JAN | 9784576200750 |
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商品レビュー
4
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※このレビューにはネタバレを含みます
▼あらすじ ルーイは弟分のサミィの面倒を見ながらその日暮らしをする孤児。 仕事で過分なチップを支払った紳士に返金を申し出たルーイは、歌うことを条件にその紳士、ドクター・ハクスリー宅に住み込むことに。 不眠を患うドクターは、ルーイがサミィに歌った子守唄で安眠を得られたのだという。 優しく温かい人柄の一方で生活力に難ありなドクターの身の回りの世話をし、夜は記憶の片隅にある歌を歌う。 やがてその歌声は周囲の耳目を集めることになるが、孤児時代の自分を知られたくない思いやドクターへの想いでルーイは葛藤することに…。 *** ストーリーの完全度:普通〜やや高い トーン:あまあま・せつない エロ度:低い 萌え度:高い 総合評価:★4.0 夢乃咲実先生の作品を読むのはこれで3冊目なんですが、とても優しくて読み終わった後に温かい気持ちになれるお話でした。19世紀ロンドンという時代背景も良かったです。(個人的にめちゃくちゃ好きな時代なので…) 今回の攻めは最初から最後までずっと優しくて、まさに紳士の鑑のようなキャラでした。 あの時代の貴族は基本的に選民意識が強く、ルーイやサミィのような浮浪児に対する差別や偏見など日常茶飯事でしたが、ハクスリーは伯爵という高い身分でありながらも枠に囚われない、どこか庶民的な雰囲気を持ったキャラクターで、ルーイやサミィに対しても平等に接してくれたりと良い意味で全然貴族らしくない人でした。 そんな良いお医者さんであるハクスリーと生活を共にする事になったルーイとサミィ。ここで最初に出会ったのが料理人のギャスケル夫人なんですが、この人がまた最悪で(笑) 料理人なのに料理が壊滅的に下手くそで態度も悪い。ハクスリーは何でこんなポンコツを雇ってるんだ?と不思議に思ったのですが、そこはハクスリーの優しさだったんですね。 でも、ギャスケル夫人が裏で悪事をはたらいているのを目撃してしまったルーイは、そのまま見過ごす事が出来ず彼女に注意します。逆上した彼女はその後、帰宅したハクスリーにルーイをこの家から出て行かせるよう訴えるのですが…この後の流れが最高でした。 ルーイが出て行かないなら自分が出て行くと言ったギャスケル夫人に対して、ハクスリーは迷う事なく夫人の退職を認めたのです!ここの展開、凄くスカッとしたなぁ(笑) まぁ、本当はずっと夫人には辞めてもらいたかったらしいので、ハクスリー的には好都合だったんですね。ルーイもよくやった!(笑) 今回、私がこの作品を読んでいて良いなと思ったのがストーリーの丁寧さなんですよね。特に、ハクスリーとルーイの恋愛模様についてはゆっくりゆっくり進んでいきます。 何なら物語終盤までエロシーンはおろかキスシーン一つ無いのでBL度はそれほど高くないのですが、個人的には早々にくっ付いてしまうよりは焦らされた方が楽しめるので、これはこれで良かったと思いますし、この作品ならエロシーンが無くても特に不満は無かったと思います。(それくらい、健全寄りなBL小説でした笑) また、ルーイの出自の謎やサミィの成長についてもきちんと描かれており、ストーリーが完璧と言っていいほど綺麗に纏まっているのが印象的でした。 八千代ハル先生のふんわりとした優しげなイラストも、この作品の穏やかな雰囲気によく合っていたと思います。 せつないシーンもありますが、どちらかと言えばあまあま・ほのぼの寄りの作品なので、そういったストーリーが好きな方にオススメです(^^)v
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この作家さんのお話はいつも、丁寧だなあと思う。何て言うかすごく、優しい。主人公のルーイは孤児で、同じく孤児の弟分サミィを守りながら路上生活をしている。その日暮らしで先の見通しが全くつかない状態で過ごすなか、出会った不眠症のドクターに子守唄を歌い、成り行きで住み込むことに。ドクター...
この作家さんのお話はいつも、丁寧だなあと思う。何て言うかすごく、優しい。主人公のルーイは孤児で、同じく孤児の弟分サミィを守りながら路上生活をしている。その日暮らしで先の見通しが全くつかない状態で過ごすなか、出会った不眠症のドクターに子守唄を歌い、成り行きで住み込むことに。ドクター・ハクスリーの穏やかで知的、でも身だしなみとかにはちょっと無頓着な人柄がすごく好み……!色んな攻がいるけど、やっぱりこういう人が好きなんだ!しかも学生時代ボクシングしてて、いざって時はトンデモなやつをブッ飛ばしてくれるとか…あぁステキ。八千代ハル先生のイラストもピッタリ。後日談的にサミィの成長もほっとさせられて、幸せになる作品でした。
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