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探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる MF文庫J
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2020/05/25 |
JAN | 9784040646619 |
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探偵くんと鋭い山田さん
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
なかなか主人公と双子の絡みがいいと思いました。結構日常系かなと思っていたのですが、謎解きって言うのか分かりませんが一つ一つの問題に対する双子の考え方が冴えてましたね、なるほど!って感じで結構楽しかったですね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『2020年 5月 25日 初版 発行』版、読了。 子ひつじシリーズで有名な作者の最新刊。かわいらしい表紙ではありますが、服装的には偽りあり。読めばわかりますがダブルヒロインなので、二人でも良かったんじゃ? ……とも思えるし、このヒロイン単体でいくとしても、もう少し違うイメージ画でも良かったように感じます。(こんな服装で本編には一度も登場しません。これは絵師さんが悪いわけではなく、このイメージ画にしようと決めた出版社側に非があると感じます) 本編構成は作者ならではで、連作短編としては見事でした。惜しむらくは、全体に漂う「かわいい依頼内容」に対する、推理会議的な緊迫感のなさ。この路線で行くなら、もう少しなにかしらのリアリティがほしいところでした。鞄の中からお菓子をとりだして、みんなでつまみ始めるとか。スマホの着信があって「げ、家族から買い物頼まれたー」とか。 さじ加減的にゆるーい雰囲気ではあるけれど、キチンとミステリーものに則っての展開(出来事に無駄がない)内容に、もう少しくだけた感があっても良かったんでは? ……なんて思いました。 個人的には三話で登場する三原さんが、なぜ挿絵としてない!? ……とも思ったり。 文章を書き慣れている(あるいは小説が大好きという、作者の小説愛が感じられる)文体は非常に読みやすく、とても好感が持てるのですが「おもしろいんだけど、何か足りない」的な読後感でした。 学園ミステリーラブコメというジャンルで括られていますが、印象としては「クラスメート達が抱える『難題』解決します!(たぶん)」ぐらいな内容でした。
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玩具堂先生のデビュー作「子ひつじは迷わない」と同系統、けれど別アプローチに拠って描かれる新作 推理モノであることは確かなんだけど、普通のミステリーのように警察が動くような事件が起きることはないし、名探偵のように調査に出向くことはない 本当に「子ひつじは迷わない」と似通った部分を幾...
玩具堂先生のデビュー作「子ひつじは迷わない」と同系統、けれど別アプローチに拠って描かれる新作 推理モノであることは確かなんだけど、普通のミステリーのように警察が動くような事件が起きることはないし、名探偵のように調査に出向くことはない 本当に「子ひつじは迷わない」と似通った部分を幾つも見つけられる内容であるため、著者の作品を昔から読んでいる自分としては大変満足できる内容でしたよ 「子ひつじは迷わない」において行われていたことが、ホームズが見出した真実をワトソンがひっくり返す、というものであったならこちらで行われている事はホームズとワトソンが協力して事件解決に当たるという推理モノとしては割とオーソドックスな代物 いやまあ本作の場合、誰がホームズ役で誰がワトソン役なのかまだ判別が付いていないのだけど 本作は父親の職業が探偵であると言うだけで一見すると冴えない印象を持つ戸村の両隣に座っている雨恵と雪音の双子姉妹が戸村に持ち込まれる事件の推理を勝手に行うというもの これで完全に雨恵と雪音だけで推理が完結していれば戸村って要らなくない?ということになるのだけど、そこを玩具堂先生は上手く調整しているね 戸村はいわゆる巻き込まれ体質なのだけど、自分を頼ってきた依頼を無碍にはしないし、依頼者の心情に寄り添った形での真相究明を行おうとする。真相を調べて依頼者の不安や不幸を取り除こうとしている それは一部乾いた心を持っている双子姉妹には強く響くもの。そして響いた力が双子姉妹に推理するモチベーションを与えていく 真相究明は双子が居ないと行えないけど、双子は戸村が居ないと真相究明を行えない。 雨恵と雪音の姉妹はこれまた魅力的な少女たち。表面的には雨恵が感受性豊かで人との関わりを多方面的に持ち、雪音は秀才タイプで人付き合いを苦手としていると見えるのだけど、後々それぞれが抱える内面は表面に見えているものとは大きく異なると少しずつ判ってくる構成はとても好み 雨恵はとても気分屋であるように見える 人の机に平然と乗ったり、異性の前で素足を晒したり。それは蠱惑的な無防備さを備えているけれど、彼女の本当の魅力はその発想力だね。どうしたらそんな奇想天外な真相を求められるのかと聞きたくなるくらい。 彼女だけで探偵役は完結しているのではないかと一瞬思ってしまうほどだけど、最後まで見ると彼女にとってモチベーションを与えてくれる戸村の存在がどれだけ大きいか見えてくる 雪音は周囲との付き合い方に難儀しているように見える 真面目な学級委員長というのを絵に描いたようなタイプなのだけれど、一皮剥ければミステリに対して並々ならぬこだわりを持っていたり、各種方面に対して深い知識を持っていたり 彼女が持つ姉への劣等感は3人の関係性を物語る上で忘れられないもの 最後まで読むと自分と関わり続けてくれている戸村への想いが存外深いことが見えてくる この巻を読んだ限りではいずれ戸村を巡って七面倒臭い事になってしまいそうな予感がぷんぷんするような…… 雪音は異性との関わりが少ない中で戸村との関わりが大きな持ってきそうだし、さっぱりしてそうに見える雨恵は雨恵で雪音と親しくなっていく戸村にじとっとした目線を向けている 正直、3人の関係がこれからどうなっていくのか楽しみで仕方ない 以下、本作で描かれた各事件への簡潔な感想 「探偵と象」 現実の探偵といえば、真っ先に思い浮かぶ浮気調査。本作でもそれを物語の導入としつつ、積極的な調査に出向かない推理法でどのようなアプローチが取れるのかと挑んだ面白い内容 真相へ辿り着く手法は予想外だったけど、全ての真相が明かされた時にはあらゆる点が納得できてしまう気持ちいい内容 「史上最薄殺人事件」 サスペンスドラマではキャスト欄を見ただけで犯人が判るなんて話があるけれど、本作ではあらすじ・登場人物紹介・著者紹介・カバー絵だけで犯人当てをしようというもの そんな飛び道具的な推理方あるんだ!?と驚かされた真相でしたよ 「放課後、はさまれる、ひっくり返る」 カンバスの女性像に突き立てられたナイフは誰が刺したのかと推理する内容 こちらは特別なトリックが使われていない関係で、事件関係者達の心情をどう捉えるか?という点が主題となっているね 戸村達3人がそれぞれ担う役割が形作られるエピソード
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