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ハーフの子供たち 角川新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2020/05/08 |
JAN | 9784040821870 |
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ハーフの子供たち
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ハーフの子供たち
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『全裸監督』の著者による、日本人男性とフィリピン人女性の間に生まれたハーフの子どもたちの生き方を辿るルポ。 特にこの分野に興味があった訳ではないのですが、著者の作品を一度読んでみよう、と思い、割と新しめの本著をチョイスしてみました。 本著を読んでいて思ったのが、著者の描き方。 ...
『全裸監督』の著者による、日本人男性とフィリピン人女性の間に生まれたハーフの子どもたちの生き方を辿るルポ。 特にこの分野に興味があった訳ではないのですが、著者の作品を一度読んでみよう、と思い、割と新しめの本著をチョイスしてみました。 本著を読んでいて思ったのが、著者の描き方。 取材対象を徹底的に深堀りしていき、あくまで取材対象を描く、というのが通常のルポかなぁと思うのですが、著者の場合は取材対象と自身の間に線を引かずに描くようにしているのかな、と。 終章にあるように、著者は「ノンフィクションは実名で書くのが筋」と考えており、人間の生きた証として温かみを感じる文章を作るには実名表記が必要だというコトのよう。 上記を踏まえて本著を読むと、例えば、「この人を紹介してくれたのは○○さんで」「(取材対象の)試合会場で○○氏と会って…」と、書く人によっては削ぎ落とすのでは…という情報も含まれています。これは、取材した著者自身も含めた上で、1つの作品だというコトなのかなと捉えました。 本著では「日本とフィリピンの友好の架け橋に」的な綺麗ゴトは見られず、著者が願うのは日比ハーフの子たちそれぞれの幸せ。インタビュー時も、意図的に「ハーフだからどうこう」という誘導は避け、個人を尊重しているように感じました。 私個人としては、海外は30ヵ国くらいに行ったもののフィリピンに行ったコトはなく、職場の先輩にフィリピンパブに誘われても行ったコトもなく(笑 、関わりがあまりない国だったので、国民性?を含め、知ることができて良かったと思います。 以下、本著を読むまで知らなかったコト ・フィリピン人女性はとにかくスタイルが良いんだそうで… ・日比ハーフの子は、肌は綺麗だけど、心臓弁膜症の子が多い
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