プライベート・ストリッパー ショコラC

せら(著者)

• 販売会社／発売会社: 心交社
• 発売年月日: 2020/05/16
• JAN: 9784778128975

商品レビュー

2020/08/22

えぇ？なぜ受けがストリップダンサーに固執してるのか分からない。プライベートなんて、更に理解不能。もうavみたいなもんじゃないか？仕事の貴賤を問うつもりはないけど…だから、攻めが受けのこと好きなのに、よく許したな…としか…
同録はむかーし読んだ記憶のある砂漠が舞台の…(うろ覚え)スピンオフ。

2020/06/22

表紙のエロさを裏切らない筋肉美とエロがてんこ盛りのお話で、プラスピュアな胸キュンもあってすごく良かったです。
せらｾﾝｾはどんどん絵も素晴らしく上手くなっていて、毎回新作が楽しみです。

表題作は、夜は内緒でストリッパーをしてるサラリーマンと、その幼なじみで大親友との20年越しの恋の話でした。
華やかなストリップダンスから始まり、リンジー(アキ)の美しい肉体美に目を奪われてしまうので、彼の大河への一途な片想いやサンダーソニアの心優しきオーナーや同僚のエピソードが無かったらただのエロエロ話で終わったと思うんですよ。
だけど、アキの大河に対する気持ちが本当に健気で、そんなアキのことを大河も心から大切に思っているのが伝わってきて、自然と恋の成就を応援したくなる二人で…！
ちゃんと王道ラブがメインになってるのがたまらなかったですね。

大河がアキの内緒の仕事を知って激昂する場面が良かったです…そりゃビックリするよね。それが、自分のためだと知ったらなおさらです。
心配もするし、ヤキモチも焼きますよね。そんな、デリケートな心情もきちんと描かれていて、ラブ的にも満足。プライベートダンスのシーンはアキの色気が照れと合体して、大変エロティックなことに…！
「こういうのは俺だけにしないか」っていう大河の言葉が全てを物語っていて、萌えが大爆発でした。
その後の甘くてエロいHシーンにまた萌え。
アキの昼のリーマンスーツ姿とのギャップがとても良かったです。

夜遊びどころかレジャーもままならない状況で、こういうお話はありがたく癒されまくりです。

同時収録の【エル】は『月と野蛮人』のスピンオフ。
気になっていたバディス×エルヴェの話で、あまりにも年月経ってたけどまさかあの二人の話を読むことができる日が来るとは!!
これだから、腐女子は止められないのよね～
19世紀の北アフリカ架空の岩砂漠地帯に暮らす部族のお話で、寡黙な褐色肌従者攻×ドS魔性美人従者受です。
アルドとユリも登場してます。エルって二人から舅って呼ばれてるとか大爆笑。
そして、エルはますます磨きがかかって、最強美しいスーパ―受様に。もう、本当にパーフェクトで、頭もよくて、なのに親バカ子煩悩(笑)なのもいいです！
男を手玉に取る魔性のオトコでありながら、バディスへの想いは本人も無自覚な真実の愛だったりするのがすてき。
バディスも無口で不器用だけど、エルを深く愛してるのが伝わってきて涙しました。
教えられたとおりにエルに甘えてたのがかわいかった～！
ｾﾝｾのアラブもの、もっと読みたいです。プリーズ!!