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私たちの生涯の最良の時
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私たちの生涯の最良の時

アントーニオ・スクラーティ(著者), 望月紀子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 2020/04/23
JAN 9784791772735

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2021/12/17

イタリアのファシズム。24歳のレオーネ・ギンツブルクは、大学教師のファシズムへの宣誓義務を拒否する。そこから役職を罷免され、刑務所に入れられたり、監視がついたりと不遇な時が始まる。ムッソリーニが失脚してもイタリアにはドイツが来た。 また刑務所に入れられる。しかし、ギンツブルクが...

イタリアのファシズム。24歳のレオーネ・ギンツブルクは、大学教師のファシズムへの宣誓義務を拒否する。そこから役職を罷免され、刑務所に入れられたり、監視がついたりと不遇な時が始まる。ムッソリーニが失脚してもイタリアにはドイツが来た。 また刑務所に入れられる。しかし、ギンツブルクが、苦しむことは、周囲の人が、また時に自分が、問題が起こると、客観的な視点でその問題を見ないことや(彼はドイツ人とドイツ人ファシストを区別した)、愛する妻や子供に会えないことであり、決して、刑務所で脅されたり肉体がボロボロになるほどの暴力を受けることではない。 ギンツブルクがムッソリーニのファシズムに宣誓拒否した時、国立大学の教授1300名のうち同じように拒否していたのは13名にすぎなかった。若かったのは、ギンツブルクとあと一人の人物だけだ。 若くして未来を奪われることも恐れず「ノー」というのは、どれだけの勇気がいったことだろう!

Posted by ブクログ

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