現代彫刻アンソロジー

芸術新聞社

• 販売会社／発売会社: 芸術新聞社
• 発売年月日: 2020/04/24
• JAN: 9784875865797

商品レビュー

2023/08/27

今をときめく日本の現代彫刻家をご紹介。

どの人も「ああ、この作風の人ね」と見たことある、そんな彫刻家を集めて紹介している。今の日本の彫刻の風潮を掴むにはいいかもしれないけど、新しい作風を求めると期待外れかもしれない。
見て感じるキーワードがあって、それは生き物と超絶技巧。生き物作品は押し並べて好きなので見ていて楽しいけど、ここ10年ほどは超絶技巧が注目される傾向があるみたい。超絶技巧というのは明治に流行ってそのまま衰退したと思っていたけど、やっぱり本物そっくりに作ったものって見ていてすごいと思う。そのわかりやすさは魅力かもしれない。でも「どやー」って見せられる感覚が強くなりがちで苦手でもある。そんな中で、小手先の技術よりも「動物、大好き」っていう気持ちが溢れ出るような作風の人もいてうれしくなる。色々見られるのは実に楽しいけど、アンソロジーなのでやっぱり個々の作家をじっくり深堀してほしくなってしまう物足りなさはある。
アートを楽しみたい人のためのカタログとしてどうぞ。実際は展示会に行って作品を見てみよう。しかし地方都市に住んでいると展示会そのものが来ないという残念な現実がある。

2021/07/09

稲葉友宏
「空白」からの想像
　　消失、現れる過程の一瞬を表現

須田悦弘
　植物が好きで木彫が好きで現代美術が好きで古美術が好き

金巻芳俊
　アンビバレンス　＝両面感情、相反感情
　心の中に生じる揺れ、振れ

岩崎永人
　美術とはいかに人間を抽象化できるか
　トルソーは仏教観、自然観　空を表現　

吉田　泰一郎
　生命の連鎖、自然の円環
　金属が自然界で他の物質と結合、腐食し存在しているさま

三沢厚彦
　モチーフの動物を実際に見たり写生したりしない
　ジェスチャーや絵でその姿を伝えるように
　初発的な間隔で表現を試みているのかもしれない

2020/07/15

現代彫刻というと、なんか気持ちの悪いと言った印象がある。

当たり前につくっても面白くないからか、
かなり独特のスタンスで、創作されたものが多い。
と言う思いがある。

※ バグ？

この後、三沢厚彦について入力したけど、
消えてしまった。

それも二回！！

編集キーを押下して入力、
その後、投稿キーを押す前に、入力が消えた。

ちょっと３回目はないだろう。