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感染症は実在しない インターナショナル新書052
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感染症は実在しない インターナショナル新書052

岩田健太郎(著者)

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感染症は実在しない インターナショナル新書052

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社インターナショナル/集英社
発売年月日 2020/04/23
JAN 9784797680522

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感染症は実在しない

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商品レビュー

3.7

7件のお客様レビュー

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2023/05/27

2023年31冊目。満足度★★★☆☆ 著者はあのダイヤモンド・プリンセス号に乗り込んで有名になった岩田健太郎氏(神戸大学医学研究科感染症内科教授) 本書の第一稿が書かれたのは2008年。新型コロナ発生後、新装版として2020年3月に発刊されているが、内容は特に変更を加えられて...

2023年31冊目。満足度★★★☆☆ 著者はあのダイヤモンド・プリンセス号に乗り込んで有名になった岩田健太郎氏(神戸大学医学研究科感染症内科教授) 本書の第一稿が書かれたのは2008年。新型コロナ発生後、新装版として2020年3月に発刊されているが、内容は特に変更を加えられていない模様だ 医師であろうが、一般人であろうが、本書に対する評価は様々と思われるが、個人的には信頼に足る内容だと思う なお、著者の新型コロナ以降の言説(変節した?)について、私は特にここでは評価しない。

Posted by ブクログ

2023/05/05

本書での主張は言われてみれば最もだなーと思った。 患者の立場(医者ではないという意味で)で言えば、自分がこれからどう生きたいか、をちゃんと考える必要がある。 自分はできるだけ元気な状態で長生きしたいので、健康診断も受けて、かかりつけのお医者さんのアドバイスを受けて、予防できる事象...

本書での主張は言われてみれば最もだなーと思った。 患者の立場(医者ではないという意味で)で言えば、自分がこれからどう生きたいか、をちゃんと考える必要がある。 自分はできるだけ元気な状態で長生きしたいので、健康診断も受けて、かかりつけのお医者さんのアドバイスを受けて、予防できる事象(「こと」としての病気)は防ぎたいと思う。 家族(妻と子)にも同様に健康で長生きして欲しい。

Posted by ブクログ

2022/05/01

コロナ禍で生活が一変した時、私はずっと「新型コロナウイルスは存在する」という考え方をしていたのでとてもしっくりくる内容です。 以前『ベロニカは死ぬことにした』という精神病院が舞台の本を読んで、健常とは何だろう?とめちゃくちゃ考えさせられたので、病気の診断はあくまで便宜上のものにす...

コロナ禍で生活が一変した時、私はずっと「新型コロナウイルスは存在する」という考え方をしていたのでとてもしっくりくる内容です。 以前『ベロニカは死ぬことにした』という精神病院が舞台の本を読んで、健常とは何だろう?とめちゃくちゃ考えさせられたので、病気の診断はあくまで便宜上のものにすぎない、そして人は多かれ少なかれ思い込みというものがあり、状態を正しく判断するのはとても難しいものであるという意識がありました。 そんな意識で世の中を見ていると、現象が先にあって、後から人が名付け、定義しているはずなのに、自分なりの言葉の解釈で判断をし、当てはめようとするからグチャグチャになってるなと感じることが多々あるなと感じます。 以前「嘔吐や腹痛がひどい。風邪の症状もある」と病院に行ったとき、消化器系の副作用の注意が書かれた風邪薬を処方されていたことがあって、当時はおかしくね!?って思ってたけど、「程度」で判断しないオートマティズムという話を見て、程度を見ずに風邪薬を処方されたのかもしれないと思いました。 新都心やニュータウンもそうだけど、なんでも「新型」をつけるのは将来的にあまり賢いとは言えなさそう。 最近、科学的に確かめる本について何冊か読んだけど、恣意性を完全にフリーにすることができないことについて読んだ記憶が残っていなかったので、95%の信頼区間という大前提があるんだなぁとなった。 統計学を理解している人が実務的な見方をした時、日常の身近にあるものがどういうものであるのかというのが大変参考になりました。 私1人じゃ全分野を網羅することなんて到底かなわないので、データの開示と恣意性の表明に重点を置かれている各分野の経験豊富な方の存在を知っていきたいところです。 そして自分と近い価値観を持っているなと感じる医者の死生観はとても興味深いものでした。そんなに身体的な目線で深く考えたことがなかったので、今自分は死に続けているんだ、というのは目から鱗な観点でした。 NYのレズビアン女性のエイズ患者さんがタバコが唯一の幸せだと言ったお話は、『ここは今から倫理です。』で闇社会で居場所を見つけた女性の話を思い出しました。 臓器移植意思表示ってあるけど、いまいちこれの価値判断がよくわからないから決められずにいます。私にとって今のところ身近に感じないから優先順位は低くなってしまうし。これも1つの情報開示の話かなって思いました。 以前、「カテゴリや名前にこだわって話すとおかしくなる、あくまで言葉は後づけされたものにすぎない。すべては地続きなものである。人によって言葉の定義が違っていて、それを同じ言葉だと思ってテーマとして話すからいつまでも話がかみ合わない。実際に起こっていることに対して話をしないとわけがわからなくなる」といった内容をブログに書いたが、まさにそれだなって思いました。 現象があって、共通認識するために名づけられて定義がされたのに、後づけされた言葉が先行してしまうのはそりゃねじれてしまうというものです。

Posted by ブクログ

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