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「関ヶ原」の決算書 新潮新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2020/04/17 |
JAN | 9784106108594 |
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「関ヶ原」の決算書
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「関ヶ原」の決算書
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商品レビュー
4
9件のお客様レビュー
関ヶ原の戦いを軍資金の観点から描いた一冊。 後半は島津氏の話がメインだったが、今までにない視点で面白かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
忠臣蔵に続いてとにかくわかりやすい! 兵糧の考え方が秀吉以前と以後で違い、自弁と現地調達の考えから、各大名が準備する方式になっていく。 1人あたり1日5合の兵糧米ってなかなか大変… 以下も、本書で示された基準↓ ●米1石=8万円 →1000人の軍勢を動かすのに1日40万 ●金1枚(165グラム)=200万 が、どんどん高騰し、5年で350万に上がる ●永楽銭1文=200円 ↑信長が堺の町衆に要求した矢銭2万貫(40億!)の規模の大きさがわかる。 しかし対外貿易で潤っていた堺が払えない額ではないというのもすげぇ ●銀1枚=35万円 1匁=8000円、1貫=800万 ●大名は家臣がいないと合戦に出れないので、10万石の領地のうち、8割くらいは家臣に与える領地になる 小田原攻めの時に秀吉が用意してた兵糧米が50万石=400億ってのもすごすぎる。北条の総構をそこまで警戒してたということなんだろうか。 あまり島津家に詳しくなかったので、島津義弘が伏見にいながら西軍側としてずっと戦い、兵が少ないから早く援軍を、と薩摩に求め続けていたのが少し意外だった。 でもだからこその敵中突破だったのかもしれない。 (そして追いかけたのが井伊直政だけってのもなんかもう井伊らしい感じで面白い(笑)) 関ヶ原合戦後も、家康に従うか従わないかで大いに揉めていた島津家。強硬派の義久と恭順派の義弘の板挟みになった忠恒が、従う決断をしたのは大きかったと思うな。 それに対し、10億以上ポンと貸してくれて応援してくれた福島正則のカッコいいこと(笑) 確かに戦ってもないのに関ヶ原以後、豊臣家が没落したのは疑問だったが、 豊臣家蔵入地(直轄地)を持っている武将を移封させて家康にとっての加増分にしたのか。 納得だし、それで豊臣家が年収1286億→185億になったのって大きすぎる。 ここまで大きな合戦になると、大きなお金がこれだけ動き、歴史を動かしていくのだなと実感できる一冊。 全然関係ないけど、城好きなので、 山内一豊が高知へ大幅加増になったのが、家康が京へ上る生命線だった東海道筋の城を明け渡したのがきっかけだったというのも面白いし、 松江城の堀尾氏も関ヶ原以後なのか。 逆に毛利の下関移封もここからだもんな。 やっぱり大きな合戦は、とことん歴史を動かすのだなと実感する。
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タイトルは、誤解を生みやすい。ガチの決算書解説本ではない。著者は歴史研究の第一人者ではあるが、会計の専門家ではない。 何万石とか何両など当時の通貨が分からないため、経済的規模感がわかりにくい戦国時代をザックリとわかりやすく解説してくれる。しかし、タイトルに特化した内容では決してな...
タイトルは、誤解を生みやすい。ガチの決算書解説本ではない。著者は歴史研究の第一人者ではあるが、会計の専門家ではない。 何万石とか何両など当時の通貨が分からないため、経済的規模感がわかりにくい戦国時代をザックリとわかりやすく解説してくれる。しかし、タイトルに特化した内容では決してなく、関ヶ原の戦いの経緯全体を解説している著作である。
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