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ルイ・ボナパルトのブリュメール18日 講談社学術文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2020/04/10 |
| JAN | 9784065193464 |
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ルイ・ボナパルトのブリュメール18日
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商品レビュー
2.8
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※このレビューにはネタバレを含みます
"だが落ちてきた木の実は、〔人間を楽園から追放する〕知恵の木の実であって、〔人間を永遠に生きさせる〕命の木ではなかった。" p.35 "ヘーゲルの灰色が認識の色であるのに対し、マルクスの灰色は、姿形が見えない影の世界であり、そこではもはや理性を認識することができない" p.54 訳者注 "「今すぐ君主制を復活させるには両王朝の合併がかならず前提になるわけですが、そのような合併にはオルレアン家の退位がかならず前提になるわけです。とするなら、それとは逆に、さしあたりは共和制を認めておき、大統領の椅子を玉座に変えてくれるような事件が起きるのを待っているほうが、先祖代々のオルレアン家の伝統にぴったり合うというものですよ」" p.128 民主主義と王政復古の間をたゆたっている国家において、王政復古側に属する貴族の考え方とか、さもありなんというカンジで面白い。 "金融市場全体、そして金融市場の司祭たちにとっては、どの時代でも国家権力の安定が現金(モーセと預言者たち)を意味してきた。今日では、いつ大洪水になっても、それまでの国家もろともそれまでの国債がそっくり洗い流されかねないわけだから、ますますそうなっているのではないか?" p.134 洪水をたとえに使ってるのに、モーセを引き合いに出すの? ノアじゃなく? " ブルボン家が大土地所有の王朝であり、オルレアン家が貨幣の王朝であるように、ボナパルト家は農民の王朝、つまりフランスの民衆の王朝なのだ。" p.159 文章には様々な形態や目的がある。 著者自身の弁によれば、初版から17年後に手を加えられて世に出た第二版では、世間に理解されにくくなった皮肉を除去したという。この発言からしても、本書は同時代人に向けて語られたものであることが明らかである。初版から170年経過した時代の読者には、第二版の読者の10倍難読であっても当然であろう。 たとえば、現代日本の政治を諧謔に飛んだ筆致で記した、同時代人には面白く読める文章があるとして、50年後、100年後に、書かれた当時の読み手と同程度の理解が得られるかといえば可能性は低い。2025年においてすでに1980年代のことが多く誤って流布している事実からしても、当時の事情や常識などは、後世の読み手に理解されない、あるいは都合よく無視されるケースがあることを示している。 『資本論』は読まなくてはならないという気にさせられているのだが、そう思うたびに大著であることを思い知らされて二の足を踏んでいる。 「マルクスを読め。『資本論』を読めという風潮があるが、マルクスを知るなら適した著書が他にもある」というような意見を見かけて、そこに挙げられていた一冊である本書を試すことにしたわけだが、なんとも難読ではあった。これを読めと勧めるのは一種のマウント行為とみなせる。 フランス革命後には混乱が続いたことを歴史の授業で聞いた覚えがあるが、詳細については全く知らない。いろんな人が次々と断頭台に送られていって、王政が復古してみたり、民主主義になってみたり、ふらふらしてたような印象だけ残ってる。そういった読者向けの本ではない。 そういった大雑把な知識に基づいてだが、明治維新はずいぶんと軟着陸だったのだなという印象もある。特権にまみれてたり暗殺されたりはしたものの、明治の為政者は国を動かす大義をまだ持っていたのだろうと。 経済論では決してないが、ブルジョワに対する憎悪はよく伝わってきて、著者のフォロワーがかくあいなった理由も理解できようというもの。 現代のフォロワーらはしかし、資本は憎めど資本家はそうでもないようで、金のあるところからいかに吸い取るかということが第一義になっている様子はある。 改めて知恵の木とか命の木とか、ヤハウェ・エロヒムとかいう単語を目の当たりにすると、エアの創造から神話世界の終焉まではアブラハムの宗教の創世神話にモチーフを得たのだなと思う。今更だが。 『フランスの内乱』もおすすめらしいが、さて。
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1848年の2月革命から1851年のルイ・ボナパルトによるクーデターまでを、同時代人の、あのカール・マルクスが論じた本。 ナポレオン3世のことを、凡庸でグロテスク、山師、男妾、と蔑称塗れで呼んでいるが、内容は冷静に政治過程を論じてある。 難しい局面になると、議会政治が機能しなく...
1848年の2月革命から1851年のルイ・ボナパルトによるクーデターまでを、同時代人の、あのカール・マルクスが論じた本。 ナポレオン3世のことを、凡庸でグロテスク、山師、男妾、と蔑称塗れで呼んでいるが、内容は冷静に政治過程を論じてある。 難しい局面になると、議会政治が機能しなくなり、庶民の不満を求心力にした簒奪者が更に世の中を破滅に導く構図は、昭和日本と同じと思った。
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もしこれから読む人がいれば、解説から読むことをおすすめする。 悪口を言うということは、その相手の存在と力を認めているということだ。 資本論か何かが学校の宿題で出た時は、真面目に読まず、sparknote で内容だけ確認したのでマルクスの文章はほぼ初めて。 やたら芝居がかった文章...
もしこれから読む人がいれば、解説から読むことをおすすめする。 悪口を言うということは、その相手の存在と力を認めているということだ。 資本論か何かが学校の宿題で出た時は、真面目に読まず、sparknote で内容だけ確認したのでマルクスの文章はほぼ初めて。 やたら芝居がかった文章から、ロンドンで上映された舞台、ヤングマルクスみたいな激情家ぶりが伺える。 というよりそもそも、フランス革命後の歴史なんて全く覚えていない。逃亡するメッテルニヒの挿絵が教科書に載っていたことしか。 なので少し調べました。間違ってるかもだけど。 フランス革命→立憲王政(共和制までの間の時間)→第一共和制(フランス初の共和制)→第一帝政(ナポレオン。ヴェネツィア共和国を終わらせたので少し恨めしい)→復古王政→7月革命(ドラクロワの絵と、レ・ミゼラブル) からの本書、関連年表の7月王政につながる。 かつ、マルクスはプロレタリアートの味方、という視点で読むとなんとなく何故怒っているのかわかる。 間違ってるかもだけど。 ヒップホップですね。時代の最先端。いや、今はインディーズロックが戻ってきてるから少し前の流行。ヒップホップ50周年なのにね。 例えば憲法で人権を保障することは人類の進歩だと教育されてきたけれど、疑問を呈してもいいんやで、って言ってくれる意味では価値があると思う。しかも当たり前に男子限定だしな。 議会、大統領、司法、軍隊など現在の政治制度に近い常態で、それがいかにもろいかがわかる。しきりに今読むべきと言われるのはそのためなのかも。 なんとなく進撃の巨人に置き換えてみると、他人事じゃなくなる。
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