札沼線の愛と死 新十津川町を行く 実業之日本社文庫

西村京太郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 実業之日本社
• 発売年月日: 2020/04/07
• JAN: 9784408555874

商品レビュー

2023/01/29

久しぶりの西村京太郎。トラベルミステリーであれほど、読み応えやハラハラドキドキした以前の作品と比べると、盛り上がり、あまりの非現実的な作品に残念な思いをした。元々この本を手に取ってのは札沼線をどのように描写してあるか、札沼線のどの駅が作品の中に登場するか興味あったからだ。
殺人事件現場の十の文字から十津川警部。
そこから新十津川町。そこで四メートル以上飛ぶ魔法使い。そして、ドーピング問題。お伽話すぎて無理がある。
その中でも何が学ばなければと思った。新しく知った事。中井庄五郎は十津川郷士で坂本龍馬を尊敬し、天満屋事件で亡くなった事、十津川村が明治の大水害で北海道に移住し、新十津川町を作った事。この二つのつながり

2020/08/26

うーん、十津川警部シリーズとしては盛り上がりが足りない内容だった。
ただ、今はなき札沼線を舞台に書いているのは貴重だと思います。