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トリガー 国家認定殺人者 新潮文庫nex
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2020/03/27 |
JAN | 9784101801865 |
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トリガー 国家認定殺人者
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トリガー 国家認定殺人者
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商品レビュー
3.3
6件のお客様レビュー
人が人を殺すと云う事。
2023年11月読了。
長らく板倉さんのファンであったのに、彼が書いた本を全く読んでいない事に気付き、探していたのだが中々見付からず、ある日偶然何時もは素通りする『ラノベ』コーナーで発見して、直ぐに購入した。
板倉さんの「優しさ」と「銃器への愛着ww」...
2023年11月読了。
長らく板倉さんのファンであったのに、彼が書いた本を全く読んでいない事に気付き、探していたのだが中々見付からず、ある日偶然何時もは素通りする『ラノベ』コーナーで発見して、直ぐに購入した。
板倉さんの「優しさ」と「銃器への愛着ww」と、「人が人を裁くことの難しさ」が程良くブレンドされた連作短編集だと思った。
こういう《極端な設定》は、『バトルロワイヤル』がヒットした前後に様々な作品が刊行されたが、どういう設定にしてみてもやはり《読後感の悪さ》が目立ってしまい、ブーム的に売れていても「殺伐とした気分が残るだけだ」と思い、この手の小説は読まなかった。
しかし本書は「法治国家で私人が人を合法的に殺せる」と云う設定に加えて、《因果応報》の面をシッカリと打ち出しており「人が人を殺す事の愚かさ、哀しさ」まで引き出せている事で、読後感が不思議な程さわやかだった。
《毒気の無い大藪春彦》の様な、有りそうで中々居なかった作家の誕生を素直に喜びたい。
板さん、楽しい話をありがとう。あなたの優しさで楽しんだり哀しんだり、愉しいひと時を過ごせた事に感謝します。ただ、あのベレッタは多弾倉過ぎて素人には扱いづらいと思いましたよ。最後のH&Kもwww。採点が若干低いのは、文体の生硬さと会話と描写のバランスがちょっと引っ掛かったからで、決して悪くは無いとおもいます。
左衛門佐
設定が面白く、章ごとにオムニバスっぽくなってるけどちゃんと最後に繋がるところが良かった。ただ、ちょっと厨二感が拭いきれない部分もあり。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
トリガー 国家認定殺人者 板倉俊之 ∞----------------------∞ お笑い好きの姪が貸してくれた小説。 各都道府県に1人ずつ選ばれるトリガーと呼ばれる人物。悪と判断した人物を射殺しても良いとされる。試験では脳波を調べられ、国王自らが選ぶ。 射殺許可が個人の判断でかなり簡単なので、人によってはかなり恨みも買う。トリガーじゃなくなったら(期限1年)襲われるとか、この世界ではあるあるなんだろうな。後の保証もちょっと必要な気はするよね。護衛をつけるとか。 その判断も悩みに悩んでだったり、人は殺さないと決めてたりする人もいるので、どの都道府県で過ごしてるかで感覚は全然違いそう。 整形してトリガーの振りをする事件は酷かった。サラッと良い話もあればこういう気持ち悪い話もあって、想像力豊かだなと。 実はお笑いの方のネタの記憶が無いんだけど... 国王が殺された時に拍手を送った人々は、その後も居心地は悪いんだろうな。そして元トリガー三上もどうしてるだろうか。 2023/10/19 読了
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