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風と共にゆとりぬ 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2020/05/08 |
JAN | 9784167914950 |
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風と共にゆとりぬ
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商品レビュー
4.4
239件のお客様レビュー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 8 前作『時をかけるゆとり』の中の一編、「眼科医と衝突する」を覚えている方はいらっしゃるだろうか。 尋ねておいてナンだが、覚えているのだとしたらそんなくらだらない記憶を保持するために貴重な脳の容量を使わせて申し訳ない気持ちだ。 忘れている...
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 8 前作『時をかけるゆとり』の中の一編、「眼科医と衝突する」を覚えている方はいらっしゃるだろうか。 尋ねておいてナンだが、覚えているのだとしたらそんなくらだらない記憶を保持するために貴重な脳の容量を使わせて申し訳ない気持ちだ。 忘れている、もしくは知らないという方は今すぐ書店に駆け込んで、前作を一冊ご購入いただきたい。過去作が売れないと今後エッセイ集が出せないのでマジで買ってくださいお願いします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 朝井ワールド今回も全開です笑 朝井リョウさんのエッセイ、「ゆとりシリーズ」の2部作目。 「日常」「プロムナード」「肛門記」の3部構成で、前回よりさらにボリュームアップしており、ファンとしてはたまりませんでした笑 あの眼科医とのその後、旅先での感受性に乏しい朝井家のハワイ旅行、粉瘤と呼ばれる病気との戦い、、 前作を読んだ方ならきっと気になるであろうトピック目白押しです。 みなさんが何か壁にブチ当たった時、クスッと笑いをくれるような、朝井さんの肛門に比べたらマシか、と悩みが軽くなるような、そんな本です。 ぜひなにか、悩みを抱えているという方は読んでみてください。勇気がもらえたり、もらえなかったりすると思います。 -------------------- おもしろかったところ↓ 268 このままではいつか、"この著者は肛門がキレイだから"というだけで帯コメントや文庫解説の依頼を断ったりしてしまいそうだ。そんな自分を愛する自信はない。 38 素人パフォーマーの余興で観客が最も冷める瞬間は、パフォーマー側が抱く照れや迷い、不安が表面化した時だ。サングラスを着けると、それらをまるっと隠すことができるのである。 134 自分の人生の輪郭が見え始めた同年代の、その中でただやわらかい部分の形を変えようと試みる姿勢は、とてもたくましい。 218 退職して感じたことは、サラリーマンという肩書きは、私に給料以外の様々なものを与えてくれていたということだ。具体的にそれが何かというのは表現しづらいのだが、一言で言うと、「枠」のようなもの、だろうか。毎日何をしているのか。そう問われて口ごもったとき、私は「枠」とはその内側にいる人が何をしている人間なのか見えるようになる装置なのかもしれない、と思った。 224 私は子どものころから小説を書くことを趣味としていたため、五感で捉えられるもの全てを言葉で表現しようと試みることが好きだった。 だが、オーディション番組がたまに映し出してしまう「人の星」としかいえない何かは、おそらくどんな言葉でも説明できない。だから惹かれる。 228 大人になると、待ち遠しいが珍しくなる。この事実はおそらく正しい。だが、それはきっと、大人になった私たちは、誰かにとっての「待ち遠しい」を生み出す側にまわるからなのだ。 257 言葉は時に、他の何よりも、私たちのことを助けてくれる。特に、財も力もない「子ども」という時代を生き抜く上で、本から授かる言葉そのものや、本の中の多くの言葉に触れるという経験は、自分を守る盾になりうると私は思っている。
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めちゃくちゃ面白かった。朝井リョウさんの名前は知っていたし、作品は映画になっているものも沢山あるとわかっていたけど、多分自分はあまり好きじゃない感じだろうと決めつけて彼の作品を読んだ事はなかった。 が、今回の本を読んで、180度自分の先入観が覆えされた。 さくらももこさんの大ファ...
めちゃくちゃ面白かった。朝井リョウさんの名前は知っていたし、作品は映画になっているものも沢山あるとわかっていたけど、多分自分はあまり好きじゃない感じだろうと決めつけて彼の作品を読んだ事はなかった。 が、今回の本を読んで、180度自分の先入観が覆えされた。 さくらももこさんの大ファンだと書かれていたけど、確かにさくらさんに通じるものを感じた。 肛門記は、同じようにお尻の違和感に悩んでいる全日本人が読むことをおすすめしたい。
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読んで得るもの、一つだけありました… お尻の不調は一刻も早く病院へGO!!!笑 相変わらず抱腹絶倒エッセイ。 大好きな『ゆとりシリーズ』の第2弾。 この人、漫談とかした方が良いと思う(笑) 『正欲』を読んでから、このシリーズ読んでみて下さい。 ギャップにぶっ飛ぶと思います。 前...
読んで得るもの、一つだけありました… お尻の不調は一刻も早く病院へGO!!!笑 相変わらず抱腹絶倒エッセイ。 大好きな『ゆとりシリーズ』の第2弾。 この人、漫談とかした方が良いと思う(笑) 『正欲』を読んでから、このシリーズ読んでみて下さい。 ギャップにぶっ飛ぶと思います。 前作でお腹が激弱でお尻が爆発されてましたが、今回はガッツリお尻が火を吹いたようで病院に行くお話があります。 とりあえず、お尻は大事にしようと思います(笑) 朝井さん、お大事に。。
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