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ページをめくるとジャズが聞こえる 村井康司《ジャズと文学》の評論集
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | シンコーミュージック・エンタテイメント |
発売年月日 | 2020/03/19 |
JAN | 9784401649068 |
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ジャズ、それはクラシックとは対極の自由な音楽。クラシックが譜面に忠実な音楽なのに対して、ジャズはインプロビゼーションが命、クラシックが純文学ならジャズは大衆文学などといわれますが、ジャズ(ブルースも含めて)の源流は収奪され続けた黒人の反骨精神、既存秩序への反抗という歴史的文脈の中...
ジャズ、それはクラシックとは対極の自由な音楽。クラシックが譜面に忠実な音楽なのに対して、ジャズはインプロビゼーションが命、クラシックが純文学ならジャズは大衆文学などといわれますが、ジャズ(ブルースも含めて)の源流は収奪され続けた黒人の反骨精神、既存秩序への反抗という歴史的文脈の中でとらえる必要があります。年代的には1900年頃からをジャズ草創期、1920年代~をスィング、1940年代~をビ・バップやハード・バップ、1960年代~をモダンジャズということで、おおよそ20年周期で大きな変貌を遂げています。 本書は、ジャズ好きな一家言たちが、自身のジャズへの思いを発露した評論集ですが、特徴的な仕掛けとしてスポティファイとの連携で音楽を聴きながら本を読める形にしている点です。日本を代表するジャズ評論家(野川、油井、相倉、中山)やミュージシャン(山下、南、大友、菊地)、小説家(村上、フィツジェラルド、ヴィアン、ケルアック、佐藤)らのお気に入りを知ることができます。ちなみに、私のお気に入りは、ローランド・カークですが、残念ながら誰も触れていませんでした。
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